【クラウドファンディングのお返し】リターン設計のポイントをまとめました!

こんにちは。中川瞬(@shun01224)です。

中川
クラウドファンディングの適切なリターンについて知りたい
という方のために、適切なリターン設計の方法について解説をします。

この記事を読むことで、

  1. クラウドファンディングのリターンの意味がわかる
  2. 寄付型クラウドファンディングのリターンがわかる
  3. クラウドファンディングのリターンの具体例がわかる
  4. クラウドファンディングのリターンの相場がわかる
  5. クラウドファンディングの返礼品を考えるポイントがわかる
  6. 返礼品のないクラウドファンディングはいいかどうかわかる
  7. クラウドファンディングで返礼品を選ぶときの注意点がわかるすることができる

この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、クラウドファンディングのリターンについて解説をしていきます。

クラウドファンディングの成否を左右するのが「リターン」です。
せっかく支援してもらうのであれば、支援してくれる側にも「支援して良かった」と思ってもらいたいものです。
しかし、適切なリターンの設定は意外と難しく、不適切なリターンを設定してしまうと、その後のプロジェクト運営が不安定になったり、最悪の場合プロジェクト自体が頓挫してしまったりする可能性もあります。

クラウドファンディングのお礼「リターン」

クラウドファンディングは不特定多数の方から出資を募るわけですが、ただ「このようなプロジェクトを展開したいので出資してください」と呼びかけても、それに応じてくれる方はあまりいないかもしれません。
そもそもクラウドファンディングに出資する方は、そのほとんどが「一般の方」です。

大金持ちだったり、大企業の社長だったりする方はほんの一握りです。
そのような方たちだけにプロジェクトを設計しても、興味を持ってもらえる可能性はほんの僅かと言えます。

それなら、より多くの方に呼びかけるのが得策と考えられます。
1人に100万円を出資してもらうより、100人に1万円を出資してもらうほうが簡単に達成できるケースもあるでしょう。
しかし前述の通り、クラウドファンディングに対して出資をしてくれるのは「一般の方」がほとんどであるため、出資する側にもメリットがないとなかなか支援が集まりません。

そのために生まれたのが「リターン」という概念です。
魅力的なリターンをたくさん用意することによって、出資者はプロジェクトへの支援をより前向きに考えることができます。
逆に魅力的なリターンを用意することができなければ、どれだけプロジェクトが魅力的なものであったとしても、十分な出資を受けることができないかもしれません。
そのため、クラウドファンディングで出資を募る際は適切なリターン設計がなにより重要になります。

クラウドファンディングの寄付型は「見返りなし」!

クラウドファンディングは出資に対して返礼品(リターン)を提供するのが一般的ではありますが、それ以外に「寄付型」というクラウドファンディングの形式もあります。
寄付型のクラウドファンディングは、その名の通り基本的にリターンは発生しません。
リターンが発生しなければ旨味がないので、プロジェクトは成立しないのではないかと考える方もいるでしょう。
しかし、寄付型のクラウドファンディングは出資する側にもしっかりとメリットがあります。

・寄付型のクラウドファンディングに出資するメリット
リターンを得られないのであれば、クラウドファンディングに出資する意味がないと考えるのも当然です。

しかし、寄付型のクラウドファンディングには出資する利点はあります。
それは、「寄付金控除」を受けられるということです。
一定の条件を満たす寄付を行えば所得の控除を受けることができ、各種税金の税額を抑えることができるというものです。

寄付金控除の対象となる条件は複雑なので、事前にプロジェクトが寄付金控除の対象になっているか必ず確認してください。

クラウドファンディングのリターン(返礼品・配当)の例

クラウドファンディングを成功させるためにはリターンが重要であることを紹介しました。
しかし、どのようなリターンを設定するのが最適かわからない、という方も多いかもしれません。
ここではクラウドファンディングで実際に設定されているリターンを紹介していきます。

・モノ
クラウドファンディングのリターンで多く設定されているのがモノ、つまりプロジェクトに関するグッズなどです。
用意するリターンは基本的にプロジェクトに関するものを用意しなければいけないため、プロジェクトと立ち上げる際にはどのようなアイテムを準備できるかを考えましょう。
グッズは既存のモノをリターンにする必要はなく、新しく制作しても構いません。

・コト
クラウドファンディングのリターンは、必ずしもモノである必要はありません。
例えば、新しいカフェを開業するためのプロジェクトを立ち上げたのなら、「無料食事券」などもリターンにすることが可能です。

クラウドファンディングのリターンの相場は?

クラウドファンディングを成功させようという気持ちが強すぎてリターンを豪華なものにしてしまうと、プロジェクトそのものが頓挫しかねません。
クラウドファンディングを成功させるためには、リターンにどのぐらいの費用をかけるかも大切なポイントです。

リターンに使える費用相場は、およそ支援金に対して30%と考えましょう。
ここで注意しないといけないのは、クラウドファンディングで資金を集める際には、思わぬところで費用が発生するということです。

例えば、クラウドファンディングのリターンとして、原価300円のグッズを制作したとします。
リターンとしてのグッズを支援者に届けるには、商品原価に加えて「送料」が必要です。
原価300円のグッズなのに送料が高くなってしまえば、手元に残るお金は少なくなってしまいます。
そのため、グッズ系のリターンにするのであればできるだけ送料のかからない、かさばらないものを考えるのが賢明です。

また、送料以外にもクラウドファンディングを利用する際には手数料が発生することにも注意が必要です。
手数料はクラウドファンディングのサイトごとに異なるので、あらかじめ確認しておいてください。
クラウドファンディングで資金を集める際は、思わぬところで費用が発生してしまうものです。
予想外の出費でせっかく集めた資金が目減りしてしまい、プロジェクトの進行に影響がでてしまったということにならないように気をつけましょう。

クラウドファンディングの返礼を考えるときのポイント

クラウドファンディングで資金を集めるためには、適切なリターン設定が大切になることを解説しました。
ここからは実際にクラウドファンディングのリターンを決めるときのポイントをいくつか紹介していきます。
クラウドファンディングで資金を調達しようと考えている方は参考にしてください。

他のクラウドファンディングの返礼を調べる

いきなりクラウドファンディングの返礼品を考えても、なかなか候補を決めることはできないでしょう。
自分にとって魅力的に映るリターンだったとしても、他の人からすればそうではないかもしれません。
自分が適切なリターンを設定できるか自信がないなら、他のプロジェクトのリターンを参考にしてみるのもひとつの手段です。

プロジェクトは基本的にクラウドファンディングサイトで紹介されているので、自分のプロジェクトと似たプロジェクトのリターンを参考にすると良いです。

ただ、募集中のプロジェクトの中にはリターン設定が不適切なものもあるので、できれば目標以上の支援金が集まっているプロジェクトを参考にすることをおすすめします。
クラウドファンディングのサイトの中には、すでに募集を終了したプロジェクトでも一定期間は掲載され続けるので、そちらも漏れなく確認しておいてください。

自分のプロジェクトに関連したリターンを考える

リターンを考える際は、プロジェクトの内容とリターンの内容を関連付けることが大切です。
例えば、スポーツチームに関するクラウドファンディングのリターンに「ドライフラワー」を選ぶとします。
スポーツとドライフラワーはほぼ関連性がないので、リターン目的での支援を十分に得られないかもしれません。

そこで、リターンを「スポーツタオル」に変更してみて改めて考えてみます。
スポーツチームに関するクラウドファンディングへの支援を検討している方は、ほぼ間違いなくスポーツに興味があると言えます。
支援してくれる方に合わせて、リターンもスポーツに関するものにするべきでしょう。
スポーツタオルは実用性に優れ、デザインも自由に決定することができるので、スポーツチームのロゴを入れてみるといったアイデアも柔軟に生かせるアイテムです。

このようにプロジェクトと関連するリターンにすることにより、多くの方からの支援を得られる可能性が上がります。
リターンを考えるときに大切にしたいのは、「相手がどのようなことに関心があるのかを考える」ことです。
相手の立場に立って行動することは、どのような場面でも重要だということを覚えておいてください。

クラウドファンディングの平均支援額に合わせ魅力的なリターンを設定

クラウドファンディングでリターンを設定するときには、支援額に応じてそれぞれリターンの内容を考えていくわけです。
それでは、リターン金額の中で最もポピュラーな金額を考えてみましょう。
クラウドファンディングの1人あたりの平均支援金額は1万5千円程度ですが、この平均金額には大口支援も含まれているので、それを差し引くと1万円程度に落ち着くと見込めます。

そのため、1万円のリターンに照準を合わせるとプロジェクトを達成できる可能性が高まります。

リターンの種類を増やす

リターンの内容を決める前に考えなければいけないのは、「どのように支援金額を設定するか」ということです。
先程支援する方の平均支援額は1万円前後だということを解説しましたが、1万円だけのコースを設定すればいいというわけではありません。

金額設定にはコツがあり、

・金額を細く設定しない
・「メイン」「大口」「お試し」のランクに分ける

最低この2つは意識するといいでしょう。
金額を細かく設定し、選択肢を必要以上に増やしてしまうと、支援を考えている方はどのコースを選んでいいのかわからなくなってしまいます。
また、あまりにも支援コースを増やしてしまうと、リターンの種類を考えるのも大変です。

クラウドファンディングで見返りなしはアリ?

プロジェクト達成はしたいものの、リターンをどうしても用意することができないという方は、「見返りなし」でもクラウドファンディングをスタートすることを考えるかもしれません。
しかし、見返りのないクラウドファンディングが成功する確率は非常に低いのが現実です。

ただし、寄付型のクラウドファンディングであれば寄付金控除が見込めるので、それを目的とした支援が集まる可能性があります。
寄付金控除の対象となるクラウドファンディングを利用できる個人・団体は限られていますが、条件に該当するのであれば非常に有効な方法です。

クラウドファンディングで返礼する際の注意点

クラウドファンディングで返礼をする際にはいくつか気をつけなければいけないポイントがあります。

クラウドファンディングが未達成の場合の対応

クラウドファンディングで資金を募ったものの、目標金額に達しなかった場合の対応は、クラウドファンディングの種類によって異なります。

・目標に達しなくても集まった支援金は受け取る場合
設定した目標金額に達しなくても支援金を受け取る場合は、支援金を受け取ると同時にリターンも履行する必要があります。

・目標に達しなかったら支援金を受け取らない場合
このようなケースは支援金を受け取っていないため、リターンを履行する義務はありません。

各種サイトによって細かい対応は異なるため、目標を達成できたとき、できなかったときの対応をあらかじめ考えておく必要があります。

リターンの不履行はNG!

プロジェクトを立ち上げる側が一番してはいけないのが、「リターンの不履行」です。
宣言していたリターンを不履行にしてしまうと、最悪の場合詐欺罪に問われかねません。
ただ、リターンに関する認識がプロジェクトの発起人と支援者でずれることがあるので、リターンについてはしっかりと説明をする必要があるでしょう。
リターンに関する質問があったら、相手が納得するまで対応するべきです。

クラウドファンディングのお返しについてのまとめ

クラウドファンディングを成功させるためには、適切なリターン(お返し)の設定が重要です。
内容、金額などは似たようなプロジェクトを参考にしつつ、自分たちのオリジナリティもしっかりと出したリターンを設計することができれば、非常に多くの支援を集めることができるかもしれません。