ebayで商品を出品する時に販売の期間を決めることができます。
販売の期間の基準をどのように決めることが良いのか?
知らずに販売期間を短かくしてしまうと、手数料が高くなってしまうことがあるので販売期間と手数料の関係を解説します。
またGTC(Good ‘Til Cancelled)という、出品商品が完売するまで、もしくはセラーが出品を取り下げるまで、販売を継続することができる方法があります。
このGTCでの出品の特徴についても解説します。
今回はebayで出品する時に決める販売期間について、お伝えしていきます。
目次
ebayの出品をする時の販売期間は
ebayの出品をする時に販売期間を決めることができます。
選ぶことができる期間は1日、3日、5日、7日、10日,GTCになります。
ebayの出品の3日、5日、7日の販売期間はオークション、有在庫販売向き
3日、5日、7日の販売期間に期間についてはオークション販売に向いています。
オークション販売は一定の期間でバイヤーが購入金額を競り、一番高い金額を入札したバイヤーが購入をとなります。
なので7日以上になると間延びしてしまうので、この期間を使用することが多いです。
また有在庫の商品を販売をする時に一定の期間で商品が売れるのか?
アクセスはどのくらい集まるのか?などを数値で確認するためにこの期間で販売することが多いです。
よくebayでカメラを販売する方などがこの期間でしています。
ebayの出品で1日の販売期間は使用することは殆どない
販売期間で1日を選択することができますが、1日を選択することは殆どありません。
1日ではオークションでバイヤーが競ることができませんし、定額販売でもバイヤーが商品を見つけることもできません。
この商品は一瞬で売れるという商品があったとしても、この期間で販売するメリットはありません。
ebayの出品をする時の販売期間と手数料の関係
ebayでは1品の出品当たりで手数料がかかります。
これは販売期間が1日の場合も1出品とカウントされ、10日の場合も1出品っとカウントされます。
なので販売期間を1日の出品を10回して10日販売する方法と、販売期間を10日で1回出品する場合、1日を10回出品する方が10倍の手数料がかかってしまいます。
販売期間1日 × 10回 = 10日間販売(手数料10出品分)
販売期間10日 × 1回 = 10日間販売(手数料 1出品分)
短い期間の販売期間を選択する場合は、手数料で損をしてしまうことがあるので注意しましょう。
ebayの出品をする時のGTC(Good ‘Til Cancelled)とは
ebayの出品方法でGTC(Good ‘Til Cancelled)という出品方法があります。
GTC(Good ‘Til Cancelled)という、出品商品が完売するまで、もしくはセラーが出品を取り下げるまで、販売を継続すという方法です。
ebayの出品の販売期間で一番手間がかからないのはGTC
ebayでは販売期間が終了したあとに、もう1度販売をしたい場合は自分で再出品をします。
毎回管理画面から再出品を操作しなければいけないので、忘れて再出品をしないと販売できる機会を逃してしまいます。
この操作を扱っている商品数が少ない時はいいですが、商品数が多くなると時間をとられます。
GTCの場合は再出品の操作をしなくても、そのまま販売を継続してくれます。
そうなると手数料の計算はどうなるのか?疑問を持つ方もいると思いますが、手数料の加算の周期は30日になりますので、出品をしてから30日が経過すると再び手数料がかかる形になります。
このGTCはストア契約した方だけが使用可能な機能でしたが、2016年11月1日よりすべてのセラーに利用可能になりました。
ebayの出品の販売期間で在庫切れをしても大丈夫なのはGTC
ebayで販売をしている時に出品している商品が売れて、在庫数が0になった時に出品は取り下げられます。
ebayでは商品が売れるとその商品ページには「sold」と販売個数が表示されます。
販売個数が2個であれば「2sold」、10個であれば「10sold」となります。
またこの商品が欲しいとお気に入り登録をしてくれると「watch」と表示がされます。
こちらも「sold」と同じように、「2watch」や「10watch」となります。
このようにebayでは出品をして販売していく中で、商品ページに今までの履歴を表示させることができます。
しかし販売している在庫数が0になり、出品を取り消すとこの商品の履歴は消えてしまいます。
このsold数やwatch数はebayのBest match(検索優先順位)に影響しますし、バイヤーもsold数やwatch数が多い商品購入する傾向があります。
GTCの出品の場合は在庫数を1にしておいて、1つ売れた時に出品は取り下げられません。
在庫0として履歴が残ったまま、在庫を増やすことができます。
再び在庫を2にして2つの商品が売れた場合は、前に売れたsoldに追加されるので「3sold」となります。
このようにしてGTCで出品することで、商品ページを育てながら出品をすることができます。
ebayの出品の販売期間でGTCを選択するときは再出品の見直しをする
GTCは再出品をしないので手間はかかりませんが、そのまま出品を継続するのかを判断することが大事です。
手数料の関係や検索表示の関係についてお伝えしていきます。
ebayの出品の販売期間でGTCを選択するときは手数料に注意
売れない商品は検索の下の方に埋もれていってしまいます。販売期間でGTCを選択するときは手数料の気をつけましょう。
というのも継続して出品がされますが、手数料は30日ごとに課金されます。
GTC以外の販売期間であれば、再出品をする時にこの出品を再度する必要があるかを考え、必要がないと思った商品は再出品をしないので、その分手数料がかかりません。
GTCの再出品をしないでいいので便利ですが、放置をするとそのまま売れる見込みがない商品も、再出品されるので注意が必要です。
ebayの出品の販売期間でGTCを選択するときは検索表示に注意
GTCは再出品をすることなく、出品を継続することができます。
しかし再出品をする時のメリットとして、新たに出品された商品には「New listing」と表示され検索の上位に表示されます。
GTCでの販売期間で売れない時は、一度再出品をして「New listing」と検索の上位に表示させ、売れるかを試すことができます。
そのまま放置をせず試してみましょう。
ebayの出品の販売期間でGTCを選択するときは数字の評価に注意
GTCにすると出品が継続されるのでview数(閲覧数)やwatch数も蓄積されます。
そのため出品管理画面で特定の期間でのview数(閲覧数)やwatch数を把握するのが難しくなります。
出品管理画面をカスタマイズして、Start Date(出品開始日)を表示することによって、出品日からのview数(閲覧数)やwatch数を計算することもできますが、一目で確認することができませんので、Start Datを使用して評価する基準を決めておきましょう。
まとめ
GTCにすることで再出品の操作をしなくてよいので手間が減ります。
ただ出品数が少ないうちは良いですが、出品数が増えると注意する必要があります。
売れていない商品の管理、手数料といった点はしっかりと管理して把握することが重要です。
期間が決まっている販売方法と比較すると、sold数、watch数を蓄積することができるので商品ページを育てることができるので、定額販売をするのであればGTCがおすすめです。
GTCの特徴を掴んでぜひ使用してみてください。