ebay輸出を進めていく上で月の利益が30万円を超えることができたたら、ebayの複数アカウントの運営を視野にいれても良い時期になります。
ebayで複数のアカウントで運営する上でのメリットとデメリット。
運営をする上での注意点についてお伝えをしていきます。
目次
ebay輸出の複数アカウント運営の時期
ebayでは最初から複数のアカウントを作ると停止することがある
ebayのアカウントは1人5個まで作成することができます。
ebayのアカウントを作成する時に決済で使用するPayPalの登録するのですが、そのPayaPalのアカウント1つに対して5つまでebayのアカウントを紐づけることができます。
なのでebayをこれから始めようと思われた方で、最初から複数のアカウントを作成することができるのですがこれは止めておきましょう。
販売実績がないまま、複数のアカウントを作成するとebayの運営側から怪しいと思われ最悪アカウントを停止されてしまうことがあります。
アカウントはまず1つ作成して、その1つの実績を積んでから複数アカウントで運営しましょう。
ebayではアカウントが手離れしてから複数アカウント運営
複数のアカウントを運営するというのは作業も増えます。
なので1つ目のアカウントが手離れして作業がない状態にしておきましょう。
システムで出品を効率することや、外注化で自分がそのアカウントに費やす時間を減らしておきましょう。
また1つのアカウントで利益が30万円以下の場合は、もう1つのアカウントを作成するよりも1つ目のアカウントの利益を30万円以上にすることに注力した方がいいです。
ebay輸出での販売する国の順番
アメリカ以外のebayでも販売可能
ebayというとアメリカのebay.comをことを指すことが多いのですが、アメリカ以外のebayもあります。
ebay.AU(オーストラリア)
http://www.ebay.com.au/
ebay.UK(イギリス)
http://www.ebay.co.uk/
ebay.De(ドイツ)
http://www.ebay.de/
ebay.Fr(フランス)
http://www.ebay.fr/
ebay.It(イタリア)
http://www.ebay.it/
ebay.At(オーストリア)
http://www.ebay.at/
ebay.In(インド)
http://www.ebay.in/
なので2つ目のアカウントはebayアメリカでなくても、アカウントをつくることができます。
ebay.AU(オーストラリア)は販売力がありおすすめ
ebay.AUはebayの各国の中でも販売力があります。
ebay.comに販売していた商品をそのまま出品しているだけで、ebay.AUに出品をすると1/2から1/3の売り上げがでるようなイメージになります。
オーストラリアは日本と季節が逆なので、季節に関係する商品は日本で安い時期に販売することができます。
おすすはもう1つebayアメリカで作成をするか、ebayオーストラリアになります。
ebay.UK(イギリス)はアカウントを作成しなくても販売可能
ebay.UKですがebay.AUと同じくらいの販売力があります。
ebay.UKについてはアカウントを作成しなくても、ebay.comのアカウントで商品を出品する時に追加料金を支払うことでebay.UKに出品することができます。
なのでebay.UKでアカウントを作成する前に、ebay.comから追加料金を支払い出品をして商品が売れるかをテストしてからが無難な方法になります。
商品が売れて、ebay.comから追加料金を払ってbay.UKに出品する場合とebay.UKの月額プランで出品をする場合で料金が安い方を選びましょう。
ebay.UK以外のヨーロッパの販売はおすすめしない
ebay.UK以外のドイツ、オーストリア、フランス、イタリアについては市場規模が小さいので、アカウントを作るのであれば他の国のアカウントをおすすめします。
ebay.In(インド)はPayPalで決済できない
ebay.In(インド)については他の国とちがいPayPalでは決済ができず、商品の売り上げを得ることができません。
PayPalではなくPaysaPayという決済があるので、PaysaPayの登録が必要です。
PaysaPayについてはインドに法人がないと登録ができないようで、私は知いの方のインドの会社で登録をしました。
なのでebay.In(インド)で販売をするには、始めるまでのハードルが高いです。
ebay.com以外の国で販売する時の注意
ebayの販売サイトで言語が異なる
まず販売する国によって言語が変わってきます。
ebayアメリカ、イギリス、オーストラリアについては英語で、他の国は現地の言語になります。
なので英語以外の言語ができない場合はこの3つの販売先は難易度が上がります。
ebayの各国で販売禁止商品が異なる
輸出販売の場合特にヨーロッパでは販売禁止の商品があるので注意が必要です。
例えば今回紹介したebayイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリアではVeroプログラムで販売できない商品があります。
自分の売れ筋商品が販売が可能か確認をしておきましょう。
ebay輸出で複数アカウントで販売する時の注意
複数アカウントでparallel listing policyの違反に注意
複数アカウントの運営時の注意点として、複数のアカウントで同じ商品を販売してはいけないというparallel listing policyというものがあります。
1つのアカウントで同じ商品の出品を複数してはいけない、Duplicate listing policyとは別にアカウントが別であっても、適応されます。
例えばebay.comの出品を全てのWorld Wideに設定して、ebay.AUで同じ商品を出品する場合、
・ebay.comでオーストラリアに出品されている
・ebay.AUでオーストラリアに出品されている
なり重複の出品となってしまいますので注意しましょう。
ebay輸出で複数アカウントの活用法
同じ国でアカウントを作成して扱う商品を分ける
ebayで同じ国での販売で複数アカウントを運用する場合は、扱うカテゴリーや商品などでわけるといった方法がおすすめです。
例えば、1つ目のアカウントは釣り具を中心にして2つ目のアカウントはフィギュアなど分けて運用する方法です。
もし1つ目のアカウントが特に扱うカテゴリーや商品をわけていない場合は、2つ目のアカウントを1つ目のアカウントで売れている商品とする形も1つです。
国でアカウントを作成する場合は扱う場合の出品
国ごとにアカウント作成して出品をする場合は、メインの国と全く同じ出品で問題ありません。
メインの国と同じ商品を出品してからその国ではどのくらい売れるのかを評価してから、扱う商品のカテゴリーを絞っていきましょう。
まとめ
ebayで複数アカウントで運営する時は、1つ目のアカウントが手離れし目安としては30万円以上の利益がでてからにしましょう。
ebayで最大5つまでアカウントを作成することができます。
同じ国でも別の国でも作成でき、おすすめはebay.AUとUKになります。
国を変えると時は国によって販売できない商品があるので注意しましょう。
また複数アカウントで販売をする時は、重複出品をしないようにしましょう。