ebayでは世界のオークションサイトであり、新品の商品だけでなく中古の商品が多く販売されています。
新品を比較すると、中古の商品の方が利益率が高く、ライバルの販売者も少ないです。
ただ中古品の輸出に販売時に注意しないことがあります。
今回は中古品の販売の注意点や販売の戦略について解説をします。
ebayで中古品を販売する理由
中古品を販売している人が少ない
最近では日本の方もebayのことを知り、販売者が増えてきました。
ただ出品をしている商品の多くは新品であり中古を出品する方は多くありません。
理由としては新品の方が手軽に出品ができるというのが一番の理由になります。
中古品の場合は商品の状態の確認や、写真の撮影など新品よりも手間がかかります。
だだその手間をかけるだけで、ライバルが少なく新品よりも利益をだすことができます。
別の理由としては中古品の出品には古物商の免許が必要になってきます。
その点でも中古品を扱っている方が少ないともいえます。
中古品は新品と異なり価格の差がでやすい
新品の商品の場合は定価が決まっており、小売店の価格の相場が決まっています。
そのため商品の価格の差が出来にくく、日本と海外で大きな価格差があっても他の出品者が販売をすることで価格差がなくなっていきます。
中古品の場合は仕入れの価格の相場がバラバラのため、価格差が出来やすいです。
最近ではフリマアプリで一度使用した商品が多く販売されているので、仕入れにも困ることはありません。
中古品は大手の販売が少ない
新品の商品の販売は国内で卸やメーカーと仕入れの契約をしている大手の会社が販売を開始しています。
このような大手の会社が資金力で新品の商品をまとめて安く仕入れるとなると、個人で出品をしている販売者は太刀打ちできなくなります。
しかしながら、中古の商品の販売については新品ほど大手の会社は参入をしていません。
ebayにおける中古で大手がしているのは、ブランドの買取などでありフリマアプリなどの中古品などの商品を対象とはしていないことが多いです。
そのため個人の方でも中古品で利益がでる商品を仕入れることができます。
中古品は珍しい商品があるので高く売れる
中古品と一口にいっても、家電の中古品もあれば骨董品などもあります。
現在では手に入らない珍しい商品もあるので、新品よりも高く取引されることがあります。
ebayでは定額の販売以外にオークション販売、ベストオファーという交渉の販売方法があります。
珍しい商品であればオークションで高額で取引されることや、価格を高めに設定をしておいて交渉としう形で価格を調整して販売することができます。
ebayで中古品を販売する時の注意点
中古品は仕入れの時の商品の状態に注意
仕入れをする時には商品に状態に注意をしましょう。
インターネットで仕入れをする時には、商品の状態は写真で判断をします。
まずは写真をしっかりと確認しましょう。
仕入れようとしている商品があれば、1枚でなく商品のあらゆる角度で確認をするために複数枚の写真がある商品にしましょう。
もし写真が1枚しかない場合は、出品者に連絡をして写真の追加を依頼しましょう。
もし仕入れをしたあとに、商品に状態が写真と著しく異なる場合は出品者に連絡をして調整をしましょう。
中古品は海外の購入者との商品の状態の認識に注意
仕入れの時に商品の状態を確認すること以外にも注意することがあります。
自分が中古の商品を海外に届けた時に、受け取った外国の方との商品の状態の認識が異なっていないかになります。
外国の方の中古の感覚と日本人の中古の感覚を比較すると、基本的には日本人の方が中古でも綺麗な商品の状態が多いです。
なのでそこまで気にすることはありませんが、出品時には写真を複数枚出品をしておき、商品の状態は細かく記載しておきましょう。
もしそれでも、問題が発生した時は交渉などをして調整しましょう。
中古品は写真撮影に時間がかかるので注意
先ほど商品の状態の認識が異なることがあるという話しをしました。
そのため写真を複数枚用意して、出品の時に添付します。
新品であればそこまで写真は必要がないので、中古品の出品は時間がかかります。
中古品は検品に時間がかかる
扱う中古品によっては細かく検品をする必要ができてきます。
カメラであればレンズのホコリ、カビはないか。
シャッター回数、バルサム切れはないかなどの確認が必要になります。
ゲームソフトであれば、ゲームが問題なく起動するか。
洋服であれば汚れやシワはないかなどになります。
検品は商品のカテゴリーによって、全く異なります。
検品は時間がかかりますが、それだけ他の販売者は敬遠するのでチャンスでもあります。
中古品は安定して仕入れるのが難しい
新品の商品であれば商品が売れた時に、すぐに仕入れることができます。
しかしながら中古品の場合は、同じ状態の商品が前回し入れた価格ですぐに見つかるわけではありません。
そのため売れた商品をリスト化して、その商品が仕入れ先でいつでも見つけられるように準備をしておく必要がります。
中古品は新品よりも返品が多い
新品と比較すると中古品の方が返品が多くなります。
返品も扱う商品によりますが、しっかり検品をしても機械系は動作がしないなどということはゼロではありません。
返品がどうして気になる方は、機械系以外の中古品のカテゴリーを選ぶのも1つになります。
中古品については利益率が高いので、返品があったとして販売の総合計でプラスになっていれば大丈夫なので、数品の返品に恐れて中古品を避けるよりも試しに中古品を販売することをおすすめします。
ebayの中古品の販売戦略
中古品のリサーチ方法について
中古品の商品の探し方は、ebayのアドバンスリサーチをしてその時に商品の状態を「Used」で検索します。
新品と異なり個人が撮影をしている写真が多いので、商品の確認には少し時間がかかります。
画像検索で商品を一致させるよりかは、商品名を日本語に翻訳をして、日本で商品名で検索をすると商品が見つかります。
中古品の仕入れ方法について
中古品の商品の仕入れはまずは、簡単にできる仕入れ先としてヤフオクやメルカリなどのフリマアプリがあります。
メルカリなどのフリマアプリはオークションでなく、即決販売なので商品を見つけるスピード勝負になります。
アラートツールなどを使用して商品が出品がされたらすぐに仕入れるようにしましょう。
ヤフオクについてはオークションの最終日に、忘れずに入札をする必要がでてきます。
こちらは自動入札ツールを使用すると自分がパソコンにはりついていなくても、落札ができるので活用をしましょう。
ヤフオク、メルカリといったフリマアプリ以外にも、Amazon、楽天、ネットショップ、リアル店舗などで中古の商品を仕入れることができます。
中古品の有在庫販売と無在庫販売の仕入れ
中古品を販売をする場合も先に仕入れをして販売をする有在庫販売と、注文がきてから仕入れて販売をする無在庫販売があります。
有在庫販売については回転率が良いもの、無在庫販売では回転率は良くないが利益率と利益額が高い商品になります。
カメラで例えるのであれば、有在庫販売ではカメラのレンズ、無在庫販売ではフィルムカメラ。
ギターで例えるのであれば、有在庫販売ではエフェクター、無在庫販売でヴィンテージギターといったところになります。
中古品の有在庫の商品については、仕入先で見つけたらすぐに在庫を確保する必要があります。
中古の商品であり回転率が高い商品は母数が少ないからです。
中古品の無在庫販売のハンドリングタイムとリードタイムについて
中古品の有在庫販売については商品を仕入れているので通常の配送で問題はありません。
無在庫販売の場合は、余裕をもって購入者の方にお届けの日程の目安をお伝えしておきましょう。
配送方法によってことなりますが、1週間から3週間と幅を持たせてその間に仕入れをして、商品の検品をして発送をしましょう。
ebayで中古品を販売する上での注意点と戦略のまとめ
ebayでの中古品の販売は新品の販売よりもライバルが少なく、価格競争になりにくいです。
また一点もののように珍しい商品も販売することができ、利益率と利益額が高いです。
しかしながら商品の状態の確認や、出品に手間と時間がかかります。
ただこの出品や手間や時間を仕組み化をすると、手間と時間もかからずに利益を得ることができます。
外注化については、また別記事でお伝えさせて頂きます。