Shopifyで実現可能!ヘッドレスコマースのメリットやデメリットを解説

こんにちは。中川瞬(@shun01224)です。

中川
最近話題になっている、新しいECサイトの仕組みであるヘッドレスコマースついて知りたい
という方のために、Shopifyで実現可能なヘッドレスコマースについて解説をします。
この記事を読むことで、

  1. ヘッドレスコマースの仕組みや注目される理由がわかる
  2. Shopifyのヘッドレスコマースのメリットやデメリットを知り、検討できるようになる

この記事を書かせて頂いている私は、現在、

輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、

忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではヘッドレスコマースについて解説していきます。

 

Shopifyで実現できるヘッドレスコマース

Shopifyで実現できるヘッドレスコマースは、新しいECサイトの仕組みとも言われています。

ECサイトの頭部分はフロントエンドとされており、

ヘッドレスコマースとはその名のとおりフロントエンド(頭)とバックエンド(体)が

切り離された状態で、それぞれ独立して構成されています。

ヘッドレスコマースが注目される理由

ECサイトのフロントエンドはコンテンツ部分であり、バックエンドはシステムや機能の部分です。

この2つを分離することで、現代の多様化したタッチポイントに制限なくコマースを

対応させることが可能となることから注目を集めています。

現代ではスマホやタブレットなどさまざまなデバイスが普及し、

パソコン以外からも手軽にショッピング体験ができるようになったことから、

それぞれの顧客も増加しているのが現状です。

また、InstagramやYouTubeなどのSNSを介してショッピングを楽しむ方も

多くなっていることから、実店舗やECモール、モバイルアプリ、スマートデバイスなど

多様化したタッチポイントへの対応が求められています。

ヘッドレスコマースであれば、

より多くの人から商品を見つけてもらえるようになるだけでなく、

さまざまなタッチポイントから購入に進めることから注目されているのです。

普通のEコマースとは何が違う?

ヘッドレスコマースと普通のEコマースとの違いは、

フロントエンドとバックエンドが分離されているかいないかです。

普通のEコマースは、

ECストアの顔になるフロントエンドであるUIと各システムなどの機能を持つ

ECプラットフォームが一体となった、

一枚岩での仕組みであることから合理的な一面を持ちます。

しかし、UIとショッピングカート自体がつながっていることでデザインをカスタマイズしにくく、

フロントエンドを変更する際にバックエンドの再構築が必要となってしまっていました。

一方、ヘッドレスコマースではフロントエンドとバックエンドを分離させAPIにて接続しています。

APIで接続することにより、さまざまなUIへの対応が可能となり、

UIを変更してもバックエンドへの影響はありません。

Shopifyではヘッドレスで重要なAPIを公開

ヘッドレスコマースを実現するためには、APIが重要となります。

APIは、プレゼンテーションレイヤーという

フロント部分とシステム内部のバックエンドを連携させるために必要不可欠です。

現在ではフロント部分の多様化だけでなく、

バックエンドもさまざまな企業が入り混じるようになってきていることから、

それを上手くつなぐためのAPIは非常に大きな役割を担います。

しかし、技術力が不足している場合にはヘッドレスコマース自体の導入が難しいとされています。

そこでShopifyではバックオフィスに向けたAPIを公開して、

ヘッドレスコマースを実現しやすくしているのです。

Shopifyで構築するヘッドレスコマースを採用するメリット

Shopifyでバックオフィス向けにAPIを公開していることで、

ヘッドレスコマースの導入を実現しやすくしています。

ヘッドレスコマースを採用するメリットにはどのようなことがあげられるでしょう。

ここからは、Shopifyで構築するヘッドレスコマースを採用するメリットを解説します。

複数のタッチポイントを作れる

ヘッドレスコマースを採用することで、システム上の制限をなくすことが可能となり、

複数のタッチポイントが作れるようになります。

これまでのEコマースでは特定のURLへアクセスする必要がありましたが、

ヘッドレスコマースであればAPIにより多様化したUIとシステムをつないでいます。

そのため、さまざまなタッチポイントからショッピングを楽しめるでしょう。

ネット環境があれば世界中で商品が発見されるようになり、

さらに欲しいと思えばそのまま購入することも可能となっています。

OMOやオムニチャネルに最適

ヘッドレスコマースは、OMOやオムニチャネルに最適な手法です。

OMOはオンライン・オフラインが融合された社会を指し、

スマホなどのさまざまなデバイスから

ショッピングできるようになった現代のことを表しています。

オムニチャネルはCX向上を目指した販売・流通チャネルを連携させる販売戦略の1つです。

実店舗やECサイトなどで会員情報が共有されることから、

どこにいても商品の在庫確認や商品を受け取ることができ

現代に則したものであるとも言えるでしょう。

CX向上にはオンライン・オフライン関係なく顧客目線でのコマースを展開する必要があり、

マーケティング施策にはOMOとオムニチャネルが重要となります。

このOMOやオムニチャネルを実現するために最適な手法とされているのが、

ヘッドレスコマースなのです。

柔軟かつ素早くシステム構築に対応できる

ヘッドレスコマースにより、柔軟かつ素早くシステム構築に対応できるようになりました。

フロントエンドとバックエンドが分離することで、

これまで抱えていた連携して作業ができない問題が解決されるようになります。

フロントエンドではデザイナーが、バックエンドではエンジニアがそれぞれ役割を担い、

開発を手掛けてきました。

しかし、どちらかの作業終了まで作業ができず無駄が発生していたのです。

2つを分離してAPIにて連携できることで、

ビジネス要件やマーケットの変容に合わせて柔軟かつ自由にシステム構築が

行えるようになっています。

また、それぞれが独立しているので開発やテストなども進めやすくなります。

自在なカスタマイズで購買意欲の向上につなげられる

ヘッドレスコマースはそれぞれの作業を独立して進められることから、

開発スピードが向上します。

開発スピードが上がれば、

ユーザーの反応の良いECサイトへ常時カスタマイズすることが可能となります。

流行を取り入れたデザインを導入することや、

ユーザーの使いやすさを意識したECサイトを作り上げられるようになるのです。

その結果、ユーザーの購買意欲を刺激できるECサイトを作り上げていくことが可能となります。

表示速度やメンテナンス速度が向上する

ヘッドレスコマースでは、表示速度やメンテナンス速度が向上します。

システムの設計によっても異なりますが、

通常サーバーとのやり取りが増えることでそれだけページの読み込みにも

時間がかかるようになるのです。

ページの読み込みに3秒以上かかるサイトでは、

離脱率が53%にものぼり売上減少にも大きな影響を与えてしまいます。

ヘッドレスコマースでサーバーとのやり取りが減少すれば、

その分読み込み速度も上がります。

また、フロントエンドとバックエンドが分離していることからコンテンツの修正がしやすくなり、

メンテナンス速度も向上するでしょう。

知っておきたいヘッドレスコマースのデメリット

ヘッドレスコマースは非常にメリットの多い便利なツールではありますが、

デメリットも存在します。

採用する前にしっかりとデメリットも把握しておくことが大切です。

ここからは、ヘッドレスコマースのデメリットを解説します。

開発工数が増える

ヘッドレスコマースを採用することで、開発工数が増えるデメリットがあります。

ヘッドレスコマースを導入するためにはAPIが欠かせない存在となりますが、

システム全体をAPIに対応させる必要があるのです。

従来のシステム構成よりも、ヘッドレスコマースのシステム構成は難しく、

開発工数も増えるでしょう。

専門的な知識が必要

ヘッドレスコマースを導入するためには、専門的な知識が必要です。

Shopifyでは初心者でもコードを使わずともECサイトの立ち上げが可能となっていますが、

プログラミング言語に不慣れな場合では、

ヘッドレスコマースにチャレンジすることは非常に難しいとされています。

知識や技術がない場合には、専門性の高い開発者への依頼がマストになるでしょう。

ヘッドレスコマース導入の成功事例

ヘッドレスコマースは現代において効果的なECサイトの仕組みです。

ここからは、そんなヘッドレスコマースを実際に導入した成功事例をご紹介していきます。

Chillys

再生可能で高い断熱性能を持つボトルで有名なChillysは、

スタイリッシュなデザインと機能性の高さから全世界で愛されているブランドです。

そんなChillysでは、Shopify PlusとData CMSを組み合わせたヘッドレスコマースを導入しています。

それぞれ異なる役割を担っており、Shopify Plusではコマースカートの処理を、

Dato CMSではコンテンツ強化を行っています。

役割が分離していることから、読み込み速度などの処理スピードが向上し、

ECサイトのパフォーマンスも向上しました。

その結果として、ヘッドレスコマースに移行してからの収益が166%を超え、

モバイルデバイスからの収益は302%、取引は544%も上昇しています。

Koala

日本でも有名なオーストラリア発祥のマットレスブランドKoalaでは、

Shopify PlusをECストアのフロント基盤として、

Contentfulなどさまざまなソリューションを導入しヘッドレスコマースを実現しています。

ライターとエンジニアがそれぞれの役割にフォーカスできる体制を整えたことで、

よりスピードを重視した開発体制が実現され、顧客体験の向上を図っています。

新しいコンテンツや製品などを早く顧客へ提供するだけでなく、

これまで提供スピードを遅くしていた不要な機能を取り除くことも実現しました。

Victoria Beckham Beauty

世界でも有名なファッションアイコンであり、

インフルエンサーでもあるビクトリアベッカムが手掛けているVictoria Beckham Beautyでは、

ヘッドレスコマースを導入したことで高性能のSPA(シングルページアプリケーション)

を提供しています。

Shopify PlusとContentfulを連携させていることで、進化し続けるコンテンツを処理しつつも、

ページの読み込み速度向上とゼロダウンタイムが実現しているのです。

CXの向上に適したヘッドレスコマース

ヘッドレスコマースを導入することで複数のタッチポイントを作り上げ、

システム構築に要するスピードや多様なカスタマイズ性を実現可能となっていることから、

CX向上を目指すEC戦略に適しています。

今回はヘッドレスコマースを導入した成功事例を3つご紹介しましたが、

デメリットもあることからメリット・デメリット両方の側面を知ったうえで、

導入を検討してみることをおすすめします。

物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、

下の記事ぜひ読んでください。