2021.11.29 投稿
2024.03.06 更新
Amazonアカウント乗っ取り目的の迷惑メール対策
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Amazonアカウントの乗っ取り目的のメールの種類がわかる
- 迷惑メールの見分け方がわかる
- パスワードなどを入力してしまった時の対処法がわかる
- 迷惑メールによる乗っ取りを防ぐ対策がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それでは、Amazonアカウント乗っ取り目的の迷惑メールについて解説をしていきます。
目次
Amazonアカウントの乗っ取り?パスワード再設定メールに注意
見知らぬ相手からのメールなら迷惑メールだと無視することもできますが、Amazonからのメールはそうそう無視もできないものです。
とくに、「アカウント停止」「料金未納」などの文字が並んでいると不安になってしまうでしょう。
しかし、そういったメールは詐欺メールや迷惑メールであり、アカウントの乗っ取りなどが目的であることが少なくありません。
Amazonの名前を語った嘘のメールの可能性があるのです。
そうと知らずにアクセスしたり、クレジットカード情報を入力してしまったら悪用されてしまいます。
そのようなリスクを避けるには、どうしたらよいのでしょう。
「パスワードの再設定をお願いします」といった内容や、「Amazonへのログインが制限されています」などといったメール、「お支払いが未納になっています」など、身に覚えのないメールのほとんどが詐欺メールです。
このようなメールに記載されているURLにアクセスしてしまうと、パスワードなど個人情報を盗まれる可能性があります。
アカウント情報などを盗まれてしまうと、悪意のある出品や不正に購入されてしまうなどの被害にあうことになります。
怪しいと感じるメールや身に覚えのないメールは無視するようにしてください。
パスワード関連だけではない!Amazonを装った迷惑メールの種類
詐欺などを企んでいる人たちは、さまざまなメールでアカウント情報やパスワード、個人情報を入手しようとします。
Amazonを語った詐欺メールや迷惑メールは、パスワード関連だけでなありません。
どのような迷惑メールがあるか、紹介しましょう。
料金未納のお知らせ
料金の支払いに関する内容の迷惑メールも多いものです。
「Amazonの登録料が未納です」「購入した商品の代金が支払われていません」などのメッセージとともに、早急に支払いを済ませないと、アカウントが停止されますなどの文章が添えられていることもあります。
または、法的手続きに出るなど、脅しのようなことが書かれていることも。
料金未納などと言われると、ドキッとしてしまうものです。
さらにAmazonの利用ができなくなると言われれば、早く解決しなければと思い、記載されているURLにアクセスしてしまうことも考えられます。
しかし、身に覚えがない内容であれば、落ち着いてAmazonの履歴を確認しましょう。
アカウントの停止のお知らせ
「あなたのアカウントが停止されました」といったメールを受信した経験がある人もいるかもしれません。
ほかには「あなたのアカウントは一時的に利用できなくなっています」「ロックされています」などといったメッセージが書かれていることもあります。
Amazonで出品したり購入したりしている中で、突然アカウント停止になったり、ログインできなくなったりすることはほとんどありません。
アカウント停止になるようなことをしていないのなら、不安にならずにそういった迷惑メールは無視をしましょう。
お支払い情報更新のお知らせ
「お支払い情報の更新のお知らせ」や「Amazonの会員情報を更新できませんでした」などといった内容の迷惑メールもあります。
メールには、アカウントを維持したいならアカウントを入力して情報を更新するよう、促す内容が書かれています。
これは、アカウント情報を盗む手口のメールです。
さらに、24時間以内に確認が取れない場合は、アカウントの利用を制限・停止させていただきます、などと続きます。
このようなメールに騙されないようにしましょう。
不正アクセスを検知しました
迷惑メールの中には、「第三者による不正アクセスを検知しました」という内容もあります。
不正アクセスが検知されたため、パスワードを変更、支払い方法の再登録をお願いします、と促します。
不正アクセスがあったことをAmazonが知らせてくれた、と思ってしまいがちですがそうではありません。
パスワードやクレジットカード情報の入手が目的です。
URLが記載されているので、アクセスしないよう注意しましょう。
Amazonプライム会員自動更新の解除
Amazonプライム会員の自動更新画を解除しました、という内容の迷惑メールが送られてくることもあります。
Amazonプライム会員の更新ができないと、プライムビデオ見放題やお急ぎ便無料などのサービスが利用できなくなる、と注意する文章が続きます。
継続した場合は「会員情報の管理ページ」にアクセスしてください、という旨の指示が書いてあり「会員情報の管理ページで確認」という場所が、クリックできるようになっています。
いかにもAmazonからのメールのようですが、こちらも詐欺メールです。
Amazonプライム会員はメリットも多いため、会員でなくなる不安から思わずクリックしてしまいたくなるかもしれませんが、焦らずにAmazonのサイトで確認しましょう。
Amazonアカウント乗っ取り目的の偽装メールや迷惑メールの見分け方
Amazonアカウントや個人情報の入手を目的とした詐欺メールや偽装メールは、疑わずにアクセスしてしまうくらい巧みな文章で書かれていることも多いものです。
詐欺メールかもしれないけれど本当だったらどうしよう?不安になってしまうかもしれません。
不安にならず、正しく判断できるよう、偽造メールや迷惑メールの見分け方知っておきましょう。
メールの送信元をチェック
見分け方の一つは、メールの送信元をチェックすることです。
Amazonのサイトに「AmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分ける」というページがあります。
そのページにアクセスして、「Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス」のアドレスをチェックしてみましょう。
該当しないメールであれば、偽装メールということになります。
リンクのアドレスをチェック
パソコンの場合、リンクのアドレスをチェックすることで、見分けることができます。
メールの本文に「こちらをクリック」や「アカウントを更新する」などクリック指示があるボタンの上にカーソルを載せてみてください。
決してクリックしてはいけません。
カーソルを載せるとリンク先のアドレスが表示されます。
Amazonの公式サイトであれば「https://〇〇.amazon.co.jp」と表示されるので、異なるアドレスの場合はAmazonからのメールではないことになります。
Amazonのメッセージセンターを確認
Amazonのメッセージセンターから確認することも可能です。
メッセージセンターには必要なメールを送信した記録が記載されています。
その中に記載されていない場合は、Amazonからのメールではないということです。
Amazonの公式サイトにログインし「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」を選択し、「Eメールとメッセージ」→「メッセージセンター」を選択すれば、受信トレイで送受信が確認できます。
誤字脱字や不自然な言い回しがないかチェック
メールの文章をよく読んで、誤字脱字や不自然な言い回しがないかチェックしてみましょう。
Amazonからのメールで、誤字脱字やおかしな言い回しをするのは不自然です。
迷惑メールを送信している相手が外国人で、日本語がよくわかっていないケースもあります。
間違いようのない漢字を使っていたり、自動翻訳を使っただけの文章だったりするなら、メールは偽物です。
また、基本的にAmazonがメールで情報の提供を促すことはありません。
銀行口座情報やクレジットカード情報、IDやパスワードなどアカウント情報などをメールで提供するように促しているようなら、迷惑メールの可能性が高いです。
迷惑メールにログインしパスワードを入力してしまった時の対処法
迷惑メールや偽装メールのことを把握していても、いざ自分のところにメールが届いたら、慌ててしまい、ログインしたりパスワードを入力してしまったりすることもないとは言えません。
迷惑メールにログインしてしまったり、パスワードを入力してしまったりした場合の対処法について解説します。
パスワードを変更
できるだけ早急に、パスワードやアカウント情報を変更してください。
迷惑メールを送信した相手が入手した情報を悪用する前に変更できれば、被害にあわずにすみます。
とくにパスワードは必ず変更しましょう。
もし、ほかのWebサイトやアプリで同じパスワードを設定している場合は、それらのパスワードも変更しておくことをおすすめします。
パスワードは記号や数字などを組み合わせ、複雑なパスワードを作成しましょう。
Amazonカスタマーサポートに連絡
詐欺メールなどにアクセスしてしまった場合は、Amazonカスタマーサポートに連絡をしましょう。
メールやチャットで問い合わせる方法もありますが、アカウントを乗っ取りされる可能性もあるので、電話連絡がおすすめです。
ログインしたくない場合は、Gmailなどのメールで一時的なアカウントを作成し、問い合わせ画面にアクセスします。
「各種サービス」→「セキュリティ、機能」→「アカウント」→「アカウントの閉鎖」を選択し、問い合わせ方法を「電話」にして、電話番号を入力し連絡を待ちます。
どのような対処をしてくれるのかを確認し、自分のするべきことなど指示を仰ぎましょう。
クレジットカード会社に連絡
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡を入れましょう。
Amazonアカウントの情報だけでは、クレジットカード番号が知られる危険性は低いですが、念のためアカウント情報を入力してしまった際も、クレジットカード会社に連絡をしておいたほうが安心です。
偽装メールによるアカウント乗っ取りを防ぐための対策
偽装メールや迷惑メールはアカウントの乗っ取りを目的としていることも多いです。
アカウントの乗っ取りを防ぐには対策が必要です。
偽装メールによるアカウント乗っ取りを防ぐための対策を紹介します。
不審なメールは開かない
少しでも怪しいと思うメールは開かないことです。
メールを開いても、メールに記載されているURLなどをクリックしないようにしましょう。
メールの内容が「プライム会員ではないのにプライム会員関連のメールが来た」というものであれば偽装メールだと判断できますが、少しでも自分に関係している内容だと焦ってしまい、ついクリックしてしまうこともあります。
Amazonは個人情報に関連する内容をメールで提供するようなことはしない、ということを思い出し、一度落ち着いて考えてみましょう。
焦ってすぐに行動するのは禁物です。
セキュリティソフトをインストール
セキュリティソフトをインストールすることで、迷惑メール対策が可能です。
セキュリティソフトによっては、危険だと検知したものや迷惑メールだと検知したメールは振り分けてくれます。
不正なソフトウェアのインストールや、危険なサイトにアクセスしようとすれば、セキュリティソフトが警告をしてくれます。
インターネットを利用するなら、セキュリティソフトのインストールは必須です。
まだインストールしていない場合は、早急に無料体験版などを利用してインストールするようにしましょう。
パスワードを定期的に変更
パスワードは定期的に変更しましょう。
ずっと同じパスワードを使っていると、悪用される可能性が高くなります。
定期的に変更していれば、変更後はパスワードを利用して悪用できなくなります。
また、同じパスワードを使い回している場合は、それぞれのサイトやアプリごとに変えるようにしましょう。
何度も変更していると同じような組み合わせになってしまうものですが、できるだけパターン化しないよう、変化を加えたパスワードを作成することをおすすめします。
2段階認証の設定
Amazonの2段階認証を設定しましょう。
2段階認証を設定すれば、IDやパスワードだけでなく、セキュリティコードを入力してからでないとログインできなくなります。
同じデバイスだと2回目からはパスワードだけでログインできるようになるため、2段階認証をスキップしてしまうケースも多いかもしれません。
しかし、万が一パスワードやIDを盗まれてしまったら、悪用されてしまいます。
手間はかかりますがセキュリティを強化し、安心してAmazonを利用できるようにしましょう。
Amazonの迷惑メールの種類を把握しアカウント乗っ取りを防ごう
Amazonを装った偽装メールはさまざまなものがあります。
メールの内容によっては、偽装メールだと判断できずにアクセスしてしまったり、個人情報を入力してしまったりすることも考えられます。
偽装メールについて知らないと、アクセスしてしまうこともあるので、内容を把握しておきましょう。
また、少しでも不審なメールは開かない、アクセスしないことです。
偽装メールを見分けるとともに、セキュリティを強化し偽装メール対策をしっかりしてアカウントの乗っ取りを防いてください。
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