2021.12.02 投稿
2024.03.06 更新
amazonの出店料はいくら?出店方法と費用・手数料をまとめて解説
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- amazonでの出店・出品にかかる費用についてわかる
- amazonに出店する方法についてわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それでは、Amazon出店の手数料について解説していきます。
通常、ネットショップに出店する際、出店料や手数料などがかかることが多いものです。
amazonでの出店を考えている場合、出店したり出品したりする際にどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
出店形態や出品する量によっても、費用が異なる場合があります。
正確にコスト計算をするためにも、出店料や出品料などをきちんと把握しておかなければなりません。
amazonでの出店料や出品にかかる費用について解説します。
目次
amazonでの出店・出品にかかる費用
大口出品 | 小口出品 | |
月額利用料 | 4,900/月 | なし |
基本成約料 | なし | 100円/商品 |
販売手数料 | 8%~15% | 8%~15% |
amazonに出店・出品する際に必ず発生するのが以下の3つです。
- 月額利用料
- 基本成約料
- 販売手数料
amazonには大口出品と小口出品があり、どちらで出品するかによって、かかる費用が異なります。
大口出品の場合、アカウントの運営において月額利用料がかかりますが、基本成約料はかかりません。
小口出品の場合、月額利用料は無料なので固定費はかかりません。
ただし、販売した商品の個数に対して、成約手数料がかかります。
大口出品は月額利用料がかかりますが、両プランとも基本的には商品が売れた場合のみ手数料がかかる仕組みになっています。
販売手数料は出品する商品によって異なるので確認が必要です。
出店するだけで高額な費用を毎月支払わなければならない、ということはないので安心でしょう。
また、初期費用もかからないのがamazonのメリットの一つです。
月額登録料・基本成約料
amazonでは大口出品か小口出品かプランによってかかる費用が異なります。
大口出品の場合、月額登録料が定額(月4,900円)で、商品1点ごとにかかる成約料はありません。
小口出品の場合、月額登録料は無料ですが成約料が商品1点販売するごとに100円かかります。
基本的には毎月商品を49点以上出品する場合は、大口出品の方が適しています。
また、販売する商品が毎月決まっていなくて、商品の販売点数が49点以内なら、小口出品の方が適していると言えるでしょう。
販売手数料
amazonでは商品が売れた際に販売手数料が発生します。
amazonで商品が売れた時に発生する手数料は、カテゴリー別販売手数料とカテゴリー成約料です。
それぞれについて詳しく説明します。
カテゴリー別販売手数料
カテゴリー | 販売手数料の割合 | 最低販売手数料 |
本 | 15% | なし |
CD・レコード | 15% | なし |
エレクトロニクス(AV機器・携帯電話) | 8% | なし |
カメラ | 8% | なし |
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品 | 10% | 30円 |
楽器 | 10% | 30円 |
ドラッグストア | 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%、1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
ビューティ | 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の12%、1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
シューズ&バッグ | 1商品あたりの売上合計が7,500円以下の場合は商品代金の12%、7,500円を超える場合は商品代金の6% | 30円 |
Amazonデバイス用アクセサリ | 45% | 30円 |
amazonの出品自体には費用はかかりませんが、商品が売れた場合に料金が発生します。
大口出品と小口出品で販売手数料は変わりませんが、カテゴリーによって異なるので注意が必要です。
カテゴリー別に割合が決められているものもあれば、売上合計が1,500円以下は商品代金の8%、売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%と決められているものもあります。
支払う料金は、販売手数料または商品ごとの最低販売手数料のいずれか多い方を支払うルールになっています。
また、商品1点あたりの売上合計は、商品単価・配送料・ギフト包装料が含まれている料金です。
上記の表は抜粋なので、すべてのカテゴリ別手数料は公式ページをご参照ください。
外部リンク:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金
カテゴリー別成約料
商品タイプ | 販売手数料 | カテゴリー成約料(日本) | カテゴリー成約料(アジア/グアム/マーシャル諸島/ミッドウェー/その他) | カテゴリー成約料(北米/中米/オセアニア/ヨーロッパ) | カテゴリー成約料(アフリカ/南米) |
本 | 15% | 80円 | 120円 | 300円 | 350円 |
ミュージック | 15% | 140円 | 250円 | 400円 | 450円 |
DVD | 15% | 140円 | 250円 | 400円 | 450円 |
ビデオ (VHS) |
15% | 140円 | 300円 | 500円 | 600円 |
amazonで商品が売れた場合、カテゴリー別販売手数料とは別に、特定の商品に対してカテゴリー別成約料が発生します。
対象となる商品は、本やDVD、CDやレコードなどのメディア商品です。
商品ごとに金額が異なるので注意しましょう。
メディア商品の販売においては、大口出品、小口出品どちらの出品方法においても商品ごとにカテゴリー別成約料がかかります。
カテゴリー成約料は販売手数料と同様、商品が売れるごとに発生します。
メディア商品を取り扱う場合は、売れた時にコストがかかるということを覚えておきましょう。
amazonに出店する方法
まずAmazonに出店する方法を説明するとし、流れや法人と個人での違いを紹介してください
amazonでの出店費用や販売手数料の仕組みを把握して出店することになったら、実際に出店をしてみましょう。
amazonに出店する方法について解説します。
amazonに出店する際の流れを、法人と個人との違いを踏まえてお伝えします。
0.法人・個人の出店方法の違い
amazonの出店の流れは以下の通りです。
出品者の情報を入力→クレジットカード情報を入力→ストア情報を入力→本人書類のアップロード
法人の場合、最初に業種の選択があり、ビジネス情報の選択が求められます。
法人の場合は、国有企業(公務員の方)、上場企業、非上場企業、チャリティ(NPO法人など)から選択します。
個人の場合は「個人・個人事業主」を選択します。
1.必要な書類の準備
amazonへの出店のためには出品用のアカウントを取得する必要があります。
アカウント取得のためには、以下の書類が必要です。
- 電話番号
- メールアドレス
- クレジットカード
- 銀行口座番号
- 顔写真付きの身分証明書(パスポートや運転免許証など)
- 過去180日以内に発行された取引明細書
法人の場合は、登記簿謄本に記載されている情報を入力します。
身分証明書でマイナンバーカードは利用できないので注意しましょう。
また、身分証の有効期限が切れていないかも確認すること。
各種書類のスクリーンショットは無効になります。
スマートフォンで撮影した画像、もしくは元本のスキャンデータを用意しましょう。
情報を提出したあと、審査があり(通常3営業日)ます。
スムーズに審査を通過させるためにも、ミスのないよう準備をしましょう。
2.出品用アカウントの作成
出品アカウントに必要な書類が準備できたら、出品アカウントの作成をしましょう。
出品用アカウントを作成するには次のような流れで行います。
アカウント登録はこちらから行うことができます。
外部リンク:Amazonアカウント登録手順 | Amazon出品サービスの販売方法
セラーセントラルからアカウント作成に進む
出品用のアカウントを持っている場合は「セラーセントラルにログイン」します。
出品用のアカウントを持っていない場合は、「amazon」で検索→下にスクロールして「Amazonで売る」をクリック→「さっそく始める」をクリック。
または「amazon 出品」で検索→「さっそく始める」をクリックします。
次に「Amazonアカウントを作成」をクリックし、名前、メールアドレス、パスワードを入力し「次へ」をクリック。
登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力し「アカウントの作成」を選択します。
業種を選択する
次に業種を選択します。
- 国有企業(公務員の方)
- 上場企業
- 非上場企業
- チャリティ(NPO法人など)
- 個人(個人・個人事業主の方)
以上の項目から該当するものを選択します。
ビジネスの情報を入力する(法人の場合のみ)
法人の場合はビジネスの情報を入力します。
登記簿謄本を参照して、必要な情報を入力しましょう。
注意点としては、確認のための電話番号は現在使用している個人の電話番号でOK。
連絡が取れる電話番号を入力しましょう。
出品者の情報を入力する
出品者について必要な項目を選択・入力します。
国籍を選択すると身分を証明するための項目が表示されるので、内容に沿って選択・入力をしていきます。
入力が完了したら「保存」をクリックすると、販売する国を選択するページが出てきます。
日本のみで販売する場合は「日本」のみをチェック。
「北米」「ヨーロッパ」にチェックを入れたままにすると、それぞれの国に対しても個人情報を提示しなければならないので注意しましょう。
クレジットカードの情報を入力する
次にクレジットカード情報を入力します。
登録したクレジットカードから月額利用料を支払います。
月額利用料よりも売上が多かった場合は、支払いから相殺されます。
ストアの情報を入力する
次にストア情報を入力します。
ストア名は登録後も修正可能です。
本人確認書類をアップロードする
最後に本人確認書類をアップロードします。
アップロードが完了し「送信」をクリックしたら、手続きが完了します。
審査の結果はメールで連絡が来ます。
3.出品プランを選択する
Amazonには大口出品プランと小口出品プランがあるので、適した方を選択します。
大口出品は多くの商品を取り扱い、大きな規模で取り引きをしたい方向けです。
月額利用料はかかりますが、1点売れるごとに手数料を払う必要はありません。
出品数の制限もほとんどありません。
小口出品は初心者向きのプランです。
amazonを初めて利用するなど、販売経験がない方は小口出品から始める方も少なくありません。
小口出品は月額利用料の支払いはなく、商品が1つ売れるごとに手数料が加算されます。
出品できる商品や商品数に制限があり、原則、amazonのカタログにある商品のみの扱いになります。
もっといろいろな商品を売りたい、もっとたくさん売って利益を伸ばしたい、という場合は、小口出品でamazonの取り引きに慣れたら大口出品に変更する、というのも選択肢の一つです。
amazonの出店料・出店方法まとめ
amazonは初期費用も必要ありませんし、経験や要望に適したプランを選択することで、損をしたり、毎月売れていないのに高額な費用を払ったりしないようなシステムになっています。
そうは言っても、すべて無料なわけではないので、販売手数料の仕組みや月額利用料などを把握する必要があります。
また、出店するには出品アカウントの作成が必要です。
クレジットカードや取引明細書なども必要なので、間違いのないよう、必要書類をきちんとそろえて提出しましょう。
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