転売がなぜ悪いといわれるのか?正しい転売を知っておこう!

こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

中川
転売がなぜ悪いといわれるのかについて知りたい(わからない)
という方のために、転売がなぜ悪いといわれるのかについて解説をします。

この記事を読むことで、

  1. 転売に悪いイメージが持たれる理由を知ることができる
  2. 転売が社会に与える影響がわかる
  3. 転売で違法となるケースを知ることができる
  4. 不正な転売にどのような対策が行われているか知ることができる
  5. 適切な転売の方法を知って安心して取引ができる

この記事を書かせて頂いている私は、現在、

輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、

忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは転売がなぜ悪いといわれるのかについて解説していきます。

 

転売はなぜ悪い?違法ではないのにダメと言われる理由

転売は違法性がない、小売ビジネスの一形態です。

この20年間ほどでインターネットでのショッピングが一般的になり、

消費者の購買先の選択肢も増加しています。

さらにショッピングの在り方が変わるのに合わせて、商品を販売する側も変化してきています。

今までは、商品を販売するといえば資金を準備してお店を構える必要があったものの、

インターネットによって誰でも簡単に仕入経路を確保して、販売事業をスタート可能です。

そこで、増加しているのが個人で商品を仕入れて利益を乗せて販売する転売ビジネス。

転売ビジネスと聞くと、悪いイメージを持つ人もいるかもしれません。

違法性がないのに悪い印象になってしまうのにはどのような理由があるのでしょうか。

転売目的の購入で本当に欲しい人が買えないことがある

転売を悪い意味で行う人を指して転売ヤーと呼ばれています。

これは、転売とバイヤーを組み合わせた造語、

もしくは転売に「~する人を表す-er(接尾辞)」を足した言葉で、

もともとはネットスラングでした。

この転売ヤーが問題となったのが買い占め行為です。

転売ヤーが、新品の商品や希少精が高い製品、

限定品を買い占めて定価よりも高く販売するビジネスが横行しました。

その結果として、本当に欲しがっている人が品切れで購入できない、

定価よりも高いプレミア価格で買わなければならないといった自体が発生しています。

転売ヤーの中には、抽選販売の商品を複数アカウントで申し込んで大量に申し込んだり、

先着商品を大量に購入したりしている人もいます。

こうした転売ヤーの行動は販売者も想定していないことが多く、対応が困難。

転売ヤーによって、一般の消費者が購入できなくなってしまうのです。

市場に悪影響を与える場合も

商品を販売するメーカーや小売店は、需要と供給のバランスを考えて商品を製造、販売しています。

商品を供給してしまえば価値は下がりますが、逆に少なすぎれば消費者の手元に届きません。

需給のバランスが整うことで、お金が循環して市場が安定します。

ところが、転売ヤーによって買い占めが起こると需給のバランスが崩れてしまいます。

また、欲しがっている消費者、ファンに商品が届かなければ、

その市場が衰退してしまうかもしれません。

購入したものを自分で使っても転売しても購入者の自由だと、

軽い気持ちで転売をしている人もいるでしょう。

しかし、転売の結果として経済が回らなくなってしまう可能性があります。

ブランドイメージの低下

転売は、転売ヤーとして悪いイメージを持たれることがあります。

それは、転売をしている人だけでなく、商品やブランドのイメージにもつながることがあります。

例えば、大量に転売されている商品と聞くと、正規のルートで販売できない、

不健全な印象を持つ人もいるでしょう。

転売されやすいイメージがつくことによってメーカーに打撃を与えることがあります。

商品を購入するときに、商品価格が高騰していれば、

販売者ではなく商品自体に悪い印象を持つ人もいるでしょう。

それを商品の評価としてECサイト等にレビューしてしまう場合もあります。

価格の割に質が悪いといったイメージがつけば、メーカー側の経営にも影響してしまいます。

店舗のパフォーマンスの低下

転売ヤーが店舗から購入すれば、

店舗では利益が出ているから問題ないと考える人もいるかもしれません。

しかし、転売ヤーが購入することによって店舗も影響を受けるのです。

メーカーが需給のバランスを考えて卸しているものが、

消費者の手にわたっていなければ市場が衰退してしまいます。

例えば、ゲーム機を販売してもそれが消費者の手にわたりにくければ、

ソフトや関連機器が売れない状況になってしまいます。

店舗がたくさんの顧客に、お買い得商品、人気商品を届けたくても、

転売ヤーがいることでかなわない可能性もあるでしょう。

適正な価格で取り引きされることは、店舗においても大切なことです。

逮捕されることも…転売で違法といわれるケース

転売は、対策がされている場合があってもなかなか防げません。

ただし、転売が違法とされる場合があります。

これから、正しい転売をスタートしたいと考えている人も、

転売が違法になるケースは確認しておきましょう。

古物商許可が必要

転売自体は違法性がないビジネスです。

転売で違法性が問題になるのは、販売価格ややり方、

扱う商品の内容によって規制されるケースです。

まず、うっかり行ってしまいがちなのが古物営業法違反。

古物営業法は営利目的で、購入と販売を反復継続する場合のルールを定めた法律です。

古物営業法で対象となる商品は、洋服やカメラ、書籍など転売の対象になるほとんどのものです。

古物商の許可を持たずに無許可で古物の転売を繰り返せば

古物営業法違反で逮捕されることもあります。

古物と聞いて、中古品やリユース品は扱わないから大丈夫と思う人もいるかもしれません。

しかし、実際に使用したかどうかではなく、新品であっても購入者の手に渡ったものは古物です。

一方で、古物であっても自分の不用品を売却するケースでは、

営利目的ではないため古物商の許可は不要です。

古物商の許可は警察署で必要書類の提出と手数料の支払いが必要。

転売をスタートしようとするときには、古物商の申請も前もって用意しておきましょう。

チケットの高額転売

人気のアーティストやアイドルのコンサートは、

チケットが入手困難でプレミア価格になることも少なくありません。

転売を目的にチケットを買い占める業者や転売ヤーが増加して、

チケットを欲しがっている人が手に入れられない状況は社会問題になりました。

それを受けて、2019年にはチケット不正転売禁止法が施行され、

チケットの高額転売は規制されるようになりました。

ただし、規制されているのは不正な転売で、

自分で使うつもりのチケットが急用等で使えなくなった場合等は該当しません。

チケットを使えない場合には興行種の同意を得た公式の

リセールサイトで適正な価格で転売できます。

無在庫販売が違法になる場合も

転売の中には、商品が売れてから仕入れる無在庫転売もあります。

無在庫転売も通常の転売と同様にそれ自体は合法です。

しかし、やり方によっては違法となるため注意してください。

無在庫転売で起こりやすいのが、商品の未発送や違う商品の販売です。

無在庫転売は、商品が手元にない状態で販売するため、

売れたのはいいけれど商品を仕入れられなかったといったケースが発生することがあります。

通常であれば、返金対応となるケースですが、発送を遅らせたり、

似たような違う商品を送ったりする悪質な業者もいます。

また、商品が手元にないからと画像を無断転載することも、著作権侵害です。

無在庫転売であっても適切に取引ができれば問題はありませんが、

Amazonやメルカリのように無在庫転売自体を禁止しているサイトもあるので

事前に規約をよく確認してください。

偽ブランド品の転売

転売する商材によっては、販売が規制されているものもあります。

具体的には、偽ブランド品は商標権侵害、個人輸入の化粧品は薬機法違反となる可能性があります。

また、医薬品や種類は販売に免許が必要です。

扱おうとしている商品が、販売に規制がかかっていないか事前に調べておくようにしてください。

悪質な転売では逮捕例もある

転売ビジネス自体は合法でも、違法なやり方をする業者や転売ヤーは珍しくありません。

実際に転売で逮捕された事例を紹介します。

盗品の転売をしたケース

転売で逮捕されたケースには、転売目的でものを盗んだケースがあります。

当たり前のことですが、転売目的でなくても盗む行為は犯罪です。

盗品をフリマアプリやオークションで売りさばく例は決して珍しくありません。

フリマアプリやオークションは警察もチェックするので、

盗品と一致する商品を出品していれば目に留まります。

さらに、取引の履歴も全て残ってしまいます。

どんな場合であっても、軽い気持ちで犯罪行為をしないようにしてください。

転売目的を隠してチケットを購入し詐欺罪となったケース

チケットの不正転売が規制されるとともに、

高額転売目的を隠してチケットを入手することも詐欺罪に該当するとした事例があります。

チケットの販売時には、営利目的の転売屋オークションへの出品禁止が明記されます。

興行主に嘘をついて購入することによって、より重い詐欺罪が適用されることがあるのです。

電子チケットの転売をしたケースで、詐欺罪となって懲役2年6月、

執行猶予4年となったケースもあり、今後も厳しく取り締まられることが予想されます。

不正な転売に対して行われている対策

適切に転売で取引をしている人にとっても、悪質、違法な転売をする人は迷惑な存在です。

違法な転売が行われないようにさまざまな対策がされています。

どういった対策があるのか紹介します。

不正検知システムの導入

企業、メーカーで導入が進んでいるのが、転売の不正検知システムの導入です。

例えば、初回限定価格で販売している商品を転売する転売ヤーが存在しています。

健康食品や化粧品等はお試しとして安価で提供していることがあります。

限定として安く販売している商品を転売されてしまえば、企業にとっては不利益です。

そこで、不正な転売を行う人の行動分析を実施して、

転売ヤーの購入を検知できるシステムが生まれました。

これはクレジットカードの利用時に得られる情報からリスク評価を実施して、判断する仕組みです。

多くの転売ヤーが仕入れにクレジットカードを使用しているため、

使用履歴から転売であるかどうかを判断します。

このような不正検知システムは、消費者の利益を守るために導入が進んでいくと予測されます。

IDを紐付けし購入個数を限定

転売ヤーは、利益が出る商品を見つけると買い占めて売上をアップさせようとします。

そこで、仕入れに使われる小売店や量販店側の対策がIDと紐付けて購入個数を限定すること。

同一商品を買い占めていないかどうか購入履歴を確認して、

決められた個数しか購入できないようにする方法です。

また、小売店によっては、フリマサイトや中古品の販売サイトを覆面調査しています。

明らかな転売行為がわかった場合には、直接調査して販売中止依頼の措置を取ることもあります。

利用する顧客が気持ちよく買い物ができるように、小売店でも対策を進めているのです。

政府による転売の取り締まり強化

転売による社会や経済への影響は甚大です。

欲しい商品が買えない、高騰している事態は社会に不安を与え、混乱の原因になります。

そこで、政府でも転売の取り締まりを強化していてます。

その一つが、チケットの高額転売を規制したチケット不正転売禁止法です。

さらに、新型感染症の感染拡大の時には、

国民生活安定緊急措置法によって品薄となった

マスクの取得価額を超える金額での転売が禁止となりました。

国民生活安定緊急措置法は、

国民が安定した生活を送るために影響が大きい物資の他人への譲り渡しを制限できる法律で、

違反すれば罰則もあります。

政府は、供給が追い付いたことで規制を解除しましたが、

今度も需給の状況が悪くなる事態があれば規制される可能性があるでしょう。

悪い転売を行わないために覚えておくべきこと

悪い転売は、長続きしませんし自分のためになりません。

自身が転売のビジネスをする際にどうすれば違法にならないのか、

悪い転売をしないために覚えておいて欲しいことを紹介します。

チケットの高額転売などを行わない

悪質な転売にならないためには、商材を確認してください。

チケットのように高額転売が禁止されているものは扱わないようにしましょう。

また、種類や化粧品といった法に抵触する可能性があるものは避けたほうが無難です。

ブランド品は扱うことができますが、

偽ブランド品を販売してしまうと商標権の侵害になってしまいます。

偽物と知らずに販売した場合でも罪に問われることもあるため注意してください。

ブランド品を仕入れる場合は、信用できる仕入れ先や公式の店舗を利用しましょう。

商品を買い占めない

悪質な転売とならないためには、商品の買い占めは絶対に行わないようにしましょう。

インターネットやSNSが一般的になり、品薄の商品、

人気の商品はすぐに全国で情報が拡散されます。

本当に欲しがっている人のため、市場を維持するためにも買い占めは避け、

周囲に迷惑にならない仕入れを行ってください。

付加価値を生み出す

転売で人気があるお店、個人は他にはない付加価値を生み出しています。

例えば、他のショップにはない情報や品ぞろえや使い方の提案、オリジナル商品等です。

単純に安く売る、希少品を売るといった転売は、差別化できずリピーターもつきにくいでしょう。

顧客対応や製品開発等の営業努力でお店のファンを作るようにしてください。

お客様のことを考える

転売に限らず、販売ビジネスで大切なのはお互いに良い関係を築くこと。

お客様により良い商品を届けたい、不誠実な取引はしたくないと考えれば、

悪質な転売はできません。

転売をする人が悪質なことをすれば、

転売の評判は悪くなりお客様にも無用の不安を与えてしまいます。

より良い関係を築くために不正な転売はしないようにしてください。

適切な転売を知って安心して取引しよう

転売は必ずしも良い評判のビジネスではありません。

転売と聞くだけで、悪質な転売ヤーだと誤解する人もいるでしょう。

それだけ世間からの注目が高いビジネスともいえますが、やり方によっては政府から規制されたり、

消費者と生産者の両方から警戒されてしまいます。

今後も転売を取り巻く環境は変化するでしょう。

不適切な転売にならないように、常にアンテナをはっておくようにおすすめします。

物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、

下の記事ぜひ読んでください。