転売での税金はいくらから?仕組みや計算方法などを解説

こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

中川
転売での税金について知りたい(わからない)
という方のために、転売での税金がいくらか仕組みなどについて解説をします。

この記事を読むことで、

  1. 転売での税金の仕組みがわかる
  2. 転売でいくらから税金を支払うのかを知ることができる
  3. 転売に関わる税金の種類がわかる
  4. 税金の計算に必要なことがわかる
  5. 転売での節税対策がわかる

この記事を書かせて頂いている私は、現在、

輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、

忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは転売の税金について解説していきます。

 

転売に関わる税金の種類

転売で利益が出たら、税金を支払う義務があります。

黙っていればわからないだろうと、税金を支払わないと痛い目に合うので、

しっかり税金について理解しておく必要があります。

転売に関わる税金の種類について、みていきましょう。

所得税

転売に関わる税金の1つは、所得税です。

所得税は、所得に応じて税金の額が決まる累進課税となります。

つまり、所得が多くなればそれだけ所得税率も上がる計算です。

所得税率は、7段階に区分されていて5%~45%の税率に分かれているので、

自分の所得に対しての税率で計算することになります。

たとえば、転売を専業で行っている人の所得が100万円だったとしましょう。

1,000円 から 1,949,000円までの税率は5%と定められているため、

100万×0.05で5,000円の税額となります。

転売で1,000万円の所得があった場合は、税率33%なので1,000万×0.33。

そして控除額が1,536,000円なのでそれを差し引き、1,764,000円の税額となります。

住民税

所得税同様、転売で利益が出たら住民税を納める必要があります。

住民税は、所得に対して一律10%の税金が課税され、地方自治体に納めることになります。

転売で得た利益がどのくらいかによって、住民税の金額は異なりますが税率は一律です。

住民税の計算方法は、総所得から控除額を引いて課税所得額を算出します。

課税所得額に税率10%を掛けて税額控除前の所得額を出します。

そこから、税額控除額を引き均等割額を足すことで住民税の額が算出されるのです。

住民税は、地方自治体に納めるため地域によって所得割が異なります。

給与所得者は毎月源泉徴収されていますが、

転売の場合は確定申告するケースがほとんどなので、確定申告後に納税するようにしましょう。

消費税

転売で支払う税金の中には、消費税もあります。

消費税は、転売の売上が年間で1,000万円以上となった場合、

その2年後から支払う義務が発生します。

逆を言えば、最初の2年間は支払う必要がありません。

消費税の仕組みは、売上金額に関わる税金だけでなく商品購入や経費などの

消費税を引いた金額を納税することになります。

消費税の計算方法は、原則課税と簡易課税の2通りあります。

簡易課税は条件があり、みなし仕入率が適用されるため転売利益が多い人は

簡易課税がおすすめです。

転売利益がさほど多くなければ、原則課税を選ぶとよいでしょう。

1,000万円以上の売上が出た場合、消費税は2年の猶予があるので忘れずに支払うことが重要です。

追徴課税

転売の利益があったのに、税金を少なく申告した場合は追徴課税が課されることになります。

特に副業だからバレないだろうなどと考え、実際の売上をごまかすと、

追徴課税に加えてペナルティが課せられることもあるので覚えておきましょう。

実際に、申告せずにいた人の元に税務署員が現れたケースもあるので、

正しく申告することがリスク回避につながります。

追徴課税には、

4つの加算税があり過少申告加算税・無申告加算税・重加算税・不納付加算税となっています。

新たに納める税金に対して5~50%の税率が課せられるため、

事によってはかなりの金額となることもあるのです。

うっかり忘れてしまった場合、重課税は避けられますが、

故意と判断されれば重課税が課せられることもあるので注意しましょう。

転売でいくら利益が出たら税金を支払うのか

転売でいくら利益が出たら税金を支払うのかというのは、

専業か副業かの所得よって異なってきます。

間違いやすいのは、所得は売上金額ではなく売上から経費を差し引いた金額という点です。

転売でいくらの所得から税金を支払わなければいけないのかについて、みていきましょう。

副業の転売は20万円超え

サラリーマンやアルバイトなどで収入があり、

副業として転売を行っている場合は、本業の収入に対する税金は会社が年末調整をしてくれます。

しかし、転売で副業している場合は会社の給与以外に収入があるため、

自分で確定申告を行わなければいけません。

転売の年間所得が、20万円以上ある場合は所得税などを支払う必要があるので、

確定申告を自身で行います。

20万円以上というのは所得の金額なので、売上が20万円以上ではありません。

たとえば、売上が30万円あったとします。

経費で15万円使っていた場合は、売上から経費を引いた額が所得となるので15万円が所得です。

この場合は、20万円以下の所得となるため所得税を支払う必要はありません。

転売のみの場合は48万円超え

転売を専業としている人は、自身で確定申告を行います。

他に収入源がない専業転売の場合は、

年間所得が48万円以上となった場合に納税しなければいけません。

専業というのは、他に収入源がない主婦や学生の場合も含まれます。

たとえば、

売上が60万円の人が経費10万円使った場合は所得が50万円となるため税金を支払う必要があります。

しかし、売上が同じ60万円で経費を30万円使った場合は所得が30万円となるため、

所得税を支払わなくてもよくなるのです。

恐らく転売だけを行っている人の場合、ほとんどのケースが税金を支払うことになるでしょう。

単純に売上60万円というのは月平均5万円の売上となるので、

多くの人がそれ以上であると考えられます。

基準を超えなくても住民税は支払う

ここまでのケースは、所得税に対する所得金額の規定です。

転売で売上があった場合、所得税以外に住民税の支払い義務があります。

住民税は、所得の金額に関係なく1円でも売上があれば申告の義務が発生するので注意してください。

所得の規定を超えていないから税金を納めなくていいと思っていると、

あとで痛い目に合う可能性もあるので覚えておきましょう。

住民税は地方自治体の役場で申告書類を受取り申告をすることになりますが、

確定申告をしている場合は必要ありません。

転売を少しだけやってやめてしまった場合でも、

売上があった場合は規定に満たなかったとしても住民税は発生します。

転売をやっていたことをすっかり忘れていたということのないように、

しっかり税金を支払うようにしましょう。

転売による利益の税金計算方法

転売で売上があった場合、所得税・住民税・消費税を支払うことがあります。

個人の所得や住んでいる地域によって、税率が変わってきます。

転売副業の場合、専業の場合による税金の計算方法についてみていきましょう。

副業の場合

サラリーマンなどの副業として転売を行っているケースです。

計算の方法は、本業年間所得に転売年間所得をプラスします。

そこから、所得控除を引くと課税所得が算出されます。

この金額から所得税を算出するには、該当する税率に掛けて控除額を差し引いてください。

そして、2037年まで復興所得税というものがあるので、

2.1%を掛けると所得税金額が算出されます。

住民税は、課税所得金額に10%を掛ければ計算できます。

住民税は地域差があると聞いたことがあるかもしれませんが、基本一律10%です。

消費税は、売上金額の消費税から経費などを差し引くことが出ますが、

売上1,000万円以上のケースです。

専業の場合

転売を専業としている場合は、年間所得から所得控除を引いた金額が課税所得額となります。

所得控除となるのは、年間経費、社会保険料控除、基礎控除などです。

課税所得額に該当する税率を掛け復興所得税2.1%をかければ、所得税が算出されます。

住民税も副業と同じく、基本一律10%なので課税所得額に掛けます。

転売を専業とするケースの方が消費税を支払う可能性が高いと考えられるので、

消費税についても意識しておきましょう。

原則課税の場合、売上に対する消費税(10%)から経費や仕入れに対する消費税(10%)を

差し引いて計算します。

専業と副業での計算する違いは、

別の収入源があるかどうかという点なので基本的な数式は変わりません。

転売による確定申告の方法

転売の所得がある場合、税金を納める納めないに関わらず確定申告をする必要があります。

確定申告には、青色申告と白色申告があるのでどちらかで申告することになります。

転売による所得を申告する方法について、みていきましょう。

白色申告

白色申告は、単式簿記形式のもので帳簿に記録していくものになります。

支出と収入を単式簿記でつけていくので、比較的簡単に記録が可能です。

白色申告のメリットは、形式が自由で簡単に帳簿を付けることができることです。

しかし、税金を安くできる特別控除が利用できないため節税対策のメリットがありません。

白色申告が向いているのは、収入が少ない事業者副業の人や赤字事業者です。

転売を副業でやっていて、売上が少ない人なら簡単な白色申告でもよい場合もあります。

収入が少ない場合や赤字経営が続く場合は、

受ける恩恵がないなら手間のかからない白色申告の方がメリットとなるわけです。

青色申告

確定申告でおすすめなのは、やはり青色申告だと言えます。

青色申告の場合、特別控除が受けられるため節税対策ができるからです。

白色申告に特別控除はありませんが、青色申告は最大65万円まで特別控除が可能です。

転売ビジネスで自宅を作業場としている場合でも、家賃の一部を経費にすることができます。

節税対策が充実していることが青色申告のメリットですが、

青色申告の65万円の控除を受けるためには複式簿記が必要なため知識が必要となります。

そして、青色申告ができるのはビジネスが成り立っていることが条件です。

そのため、誰でも青色申告ができるというわけではありません。

雑所得(副業)として申請

転売の所得は、事業所得もしくは雑所得で申告することになります。

副業の場合は、ビジネスとして成り立っている基準を満たすことができないケースがあります。

事業所得で申告すれば青色申告もできるなどメリットがありますが、

副業の場合基準に満たない場合は雑所得として申請可能です。

雑所得で申告する場合は、白色申告を選ぶことになります。

青色申告がしたいと言っても、雑所得の場合は基準に満たないので白色申告一択となります。

後々、副業であったとしても収益が伸び専業となったなら、

基準を満たせば事業所得として認められるようになるので変更すればよいのです。

転売による税金の計算に必要なこと

転売による税金の計算で必要なこととは、どんなことがあるのでしょう。

確定申告の時期になって慌てると、作業が大変になり莫大な時間を要することになりかねません。

転売による税金の計算で必要なことについて、みていきます。

領収書やレシートは捨てない

確定申告のために、領収書やレシートは捨てない習慣をつけておきましょう。

領収書やレシートを保管せずにあちこちにしてしまうと、

後からどこにあるのか探すのが大変になりなくしてしまえば

経費に計上できず損してしまうことになります。

経費を把握しておくことは重要なことなので、うっかり捨ててしまうことがないようにしましょう。

できれば、日々お財布などをチェックしてレシートや領収書を整理する癖をつけておくと、

後で困らずに済みます。

レシートが必要なのかどうかわからなくても、

捨てずに保管しておいて後から判断すれば良いのです。

帳簿をつけておく

転売による所得の税金を計算するために、帳簿をつけておくことがおすすめです。

税金の計算に必要なのは、お金の出入りを把握しておくことです。

そのため、経費や売上を記録しておくことが大事となります。

帳簿ノートに手書きするのも良いのですが、

オンラインの会計ソフトなどが豊富にあるので利用するのもおすすめです。

オンライン上なら紛失してしまうこともありませんし、管理しやすいのでメリットがあります。

使いこなせば確定申告まで使うことができるので、チェックしてみましょう。

こまめにお金の出入りを把握し帳簿に付けておくことで、税金の計算がやりやすくなります。

確定申告を行う

転売による所得の税金で一番大事な作業は、確定申告です。

収益が少ないので税金を払う必要がないという場合でも、

確定申告はしなければいけないので必ず行ってください。

確定申告は、翌年の2月半ばから3月半ばが申告の時期となります。

確定申告は面倒くさいと思っている人も多いかもしれませんが、

青色申告を行うことで特別控除を得ることができるなど恩恵もあります。

ギリギリになって確定申告をしようとすると、

大変なので前もって準備をしておくことがおすすめです。

無申告のままでいると経費など一切認めてもらえないこともあるので、

必ず確定申告を行うようにしましょう。

転売で税金を支払わないとどうなるか

転売で税金を支払う義務があるにもかかわらず、

税金を支払わなかった場合はどうなるのでしょうか。

バレなければ大丈夫などと言うデマを信じて、支払いを怠ればペナルティがあります。

転売で税金を支払わないとどうなるかについて、みていきます。

延滞税が発生する

転売の売上に対する所得が規定以上なのにも関わらず、

税金を無視して支払わない場合は延滞税が発生します。

申告の納付期限までに税金を支払わない場合は、その翌日から延滞税が発生することになるのです。

申告が遅くなればなるほど延滞税は上がっていきます。

そのため、故意ではなくうっかり忘れていた場合は気づいた時点で支払うようにしましょう。

先延ばしにすればするほど、延滞税が高くなり支払いが困難になってしまうこともあります。

1年で最大14.6%の延滞税がかかることになるので、忘れずに税金を期日までに支払いましょう。

無申告加算税が発生する

確定申告を怠った場合、無申告加算税が発生します。

無申告加算税が課せられると、納めるべき税金額の15~20%を追加で支払うことになります。

もし税金が200万円だったとした場合、約40万円追加で支払う計算となるわけです。

確定申告さえしておけば支払う必要がなかっただけに、痛い出費となります。

ただし例外もあり、過去5年間の確定申告を期限内に行っていて、

自分から期限が過ぎたあとでも確定申告を行えば無申告課税免除か軽減されることもあります。

逆に、悪質だと判断された場合はもっと重いペナルティを課せられることもあるので、

必ず期限内に確定申告を行いましょう。

税務署員がやってくる

少しの転売だからバレないと思い、

確定申告を無視していると税務署員が家にやってくることがあります。

何故バレてしまうのかというのは、国税庁には電商と言われる専門のチームが存在します。

彼らによって、インターネット上の取引きなどを調査し無申告の疑いをチェックしているのです。

中には、数年間の追徴税を課されて何百万も支払うことになったという例もあります。

無申告で売上を伸ばしていたとしても、

利益どころか貯蓄を切り崩すこととなればマイナスに転じるだけです。

確定申告をしないことは1つもいいことがないので、きちんと申告しましょう。

転売で税金をいくらか節税する方法

転売で支払う税金をいくらか節税できれば、少しでも節約になります。

知らずに税金を支払っていると、損してしまうこともあるので知っておくと得です。

転売で支払う税金を少しでも節税する方法について、みていきましょう。

経費に計上する

経費をできるだけ計上することは、大きな節税対策となります。

支払うべき税金金額であっても、経費を計上することによって支払わなくていい税金があるのです。

これをせずに、そのまま税金を支払ってしまえば

無駄な出費があったことと同じになってしまいます。

そのため、転売の税金で節税をするためには、経費の計上が鍵となるのです。

さまざまな節税対策がありますが、

一番大事なのはこの経費を計上するかしないかというポイントと言えます。

正しく使った経費を計上することさえしておけば、無駄な税金を支払わなくて済むわけです。

転売の場合自宅をオフィスとして利用していることが多いため、

家賃や光熱費など生活の中の一部は経費に計上することができます。

青色申告をする

転売で売上を作り確定申告で青色申告をすれば、最大で65万円の特別控除を受けることができます。

確定申告をせずにいればこの恩恵を受けることもありませんし、

ペナルティによってマイナスに転じてしまうこともあるでしょう。

青色申告ができるのは事業が成り立っていることが条件ですが、

条件を満たしているのであれば青色申告をしない手はありません。

65万円の所得控除が受けられれば、かなり節税に効果的となります。

特に転売の売上が多い人は、青色申告をしないと損してしまうこともあるでしょう。

確定申告は面倒、言わなきゃバレないなどと言っていないで、

青色申告をしっかりして節税対策を取ることでメリットを得られるためおすすめします。

クレジットカードを使用する

直接的な節税ではありませんが、

クレジットカードを使って仕入れをすればポイントを貯めることができるのでメリットです。

クレジットカードのポイントには税金は課せられていないので、

現金の仕入れよりもお得となります。

貯まったポイントを使えば、生活面での節約につながり結果的にお得な結果となるわけです。

そしてさらに、所得税や住民税などの支払いもクレジットカードが使えるので、

ポイントを貯めることができます。

一括支払いであれば手数料などもかからないので、現金で支払うよりお得に支払いができます。

間接的な部分ですが、クレジットカードを利用して仕入れたり

税金を支払ったりすることは節税対策として効果的な方法です。

転売の利益がいくらか計算して税金をきちんと支払おう

転売の所得に対する税金や、確定申告などについて解説しました。

いくら売上があるかなんて誰にもバレないという噂を鵜呑みにせずに、

正しくきちんと税金を支払い確定申告することが転売のリスク回避のコツです。

せっかく頑張って売上を上げても、

税務署員が乗り込むような事態になり追徴金を支払うような事態になれば努力が水の泡となります。

転売の利益を計算し正しく税金を納めて、転売の利益をどんどんアップさせていきましょう。

物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、

下の記事ぜひ読んでください。