• ホーム
  • >
  • その他
  • シングルマザーの手当や補助と割引制度を解説!!在宅での収入を得る方法付き!!

    シングルマザーの手当や補助と割引制度を解説!!在宅での収入を得る方法付き!!

    監修者中川 瞬

    物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:TwitterLINE
    中川 瞬のプロフィール

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

    中川
    シングルマザーの方が利用できる制度や在宅で収入を得る方法を知りたい
    という方のために、シングルマザーの方が受け取ることができる手当や補助や割引制度、また在宅で収入を得る方法について解説をします。

    この記事を読むことで、

    1. シングルマザーがもらえる手当についてわかる
    2. シングルマザーが申請できる補助や減免、控除や割引制度がわかる
    3. シングルマザーが手当を受ける際の注意点を知ることができる
    4. シングルマザーが請求できる養育費について知ることができる
    5. シングルマザーのキャリア支援について知ることができるすることができる

    この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

    時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

    それでは、シングルマザーが受け取れる手当や補助、割引制度について解説をしていきます。

    また、シングルマザーで在宅で収入を得ている方の記事もありますので、こちらもご覧ください。

    離婚前までは元夫の収入があり、生活に困ることはなかったというシングルマザーも少なくないでしょう。

    離婚だけでなく死別などでシングルマザーになってしまった家庭もあります。

    シングルマザーは子育てをしながら働かなければならず、思うように収入を得ることができません。

    食費や水道、ガス、電気、家賃、教育費など生活をするにはお金がかかります。

    しかし、思うように仕事ができないシングルマザーは、収入も少ないことが多いです。

    そんなシングルマザーを助けてくれるのが、児童扶養手当や医療費補助制度などの支援制度です。

    目次

    シングルマザーがもらえる手当とは?

    シングルマザーやシングルファザーに対して、行政はさまざまな支援制度を作っています。

    手当もその一つです。

    この手当にはいろいろあり、名称が似ているものもあります。

    それぞれ条件があったり、もらえるお金が異なったりするので、しっかりと内容を把握しておきましょう。

    シングルマザーやシングルファザーが受け取れる手当について解説します。

    児童手当

    0歳~15歳までの子供がいる世帯に支給される手当です。

    シングルマザーやシングルファザーだけでなく、両親がそろっていても支給されます。

    シングルマザーが申請した際の児童手当はいくらかというと、支給額は子供の数や年齢によって異なります。

    • 0歳~3歳未満…一律15,000円
    • 3歳以降…10,000円

    児童手当は離婚してシングルマザーになっただけでは支給されません。

    支給には申請が必要です。

    また、過去にさかのぼって受給することはできないので、手当をもらえないといったことのないよう、時期を逃さずしっかり申請をしましょう。

    支給時期は2月、6月、10月の年3回で、4ヶ月分を一度に受給します。

    児童扶養手当

    母子手当と呼ばれる児童扶養手当は、シングルマザーが受け取れる中心的な手当です。

    国の制度なので、自治体によって金額やもらえる条件に違いはありません。

    • 受け取れる対象

    離婚や死別などによってひとり親家庭(母子・父子家庭)になった場合、両親を失った場合の18歳未満の児童を養育している人に支給されます。

    シングルマザーが重度の障害を持っている場合も支給対象です。

    離婚だけでなく、婚姻していないシングルマザーも対象となります。

    児童手当とは異なり、ふたり親の場合は受給できません。

    • 支給額

    支給額は養育者(シングルマザー)の収入と子供の人数によって異なります。

    【子供が1人の場合】
    収入が160万円未満…全額(月額4万3,160円)
    収入が160万円~365万円未満…一部(月額1万180円~4万3,150円)
    収入が365万円以上…支給なし

    【子供が2人の場合】
    収入が215万7,000円未満…全額(2人目月額1万190円)
    収入が215万7,000円~412万5,000円未満…一部(2人目月額5,100円~1万180円)
    収入が421万5,000円以上…支給なし

    【子供が3人以上の場合】
    3人目以降が1人につき、3,060円~6,100円

    支給される金額は毎年4月に改訂されるので、確認が必要です。

    支給される金額はシングルマザーの所得によって制限されるため、所得額が多いと支給されないケースもあります。

    支給時期は1月、3月、5月、7月、9月、11月の年6回で、2ヶ月分ずつの支給です。

    児童育成手当

    シングルマザー・シングルファザーを対象とした手当です。

    18歳までの児童がいる家庭に支給されます。

    児童育成手当は、それぞれの自治体によって異なります。

    所得制限はありますが、該当するかしないか、受け取れる金額などは自治体に問い合わせてみましょう。

    住宅手当

    住んでいる地域による、住宅費用を支援してくれる手当です。

    自治体による支給手当なので、住んでいる自治体によって対象や支給額が異なります。

    一般的には月額10,000円以上の家賃を払っている家庭です。

    賃貸物件が対象なので、分譲マンションや購入した一戸建てなどは対象外となります。

    支給額の相場は5,000円~10,000円程度。

    家賃の一部を支援してくれる制度ですが、自治体によっては支給制度がないケースもあるので確認が必要です。

    子供と快適に暮らすには、できればセキュリティが万全で騒音対策がある部屋が理想といえます。

    しかしオートロック付き、防音完備などのマンションは家賃が高くなってしまいがちです。

    そうなると、住宅手当だけでは足りなくなるでしょう。

    その点、賃料が安くて安心して住めるのが公営住宅です。

    公営住宅は地方公共団体が建設した賃貸住宅で、収入が低い人向けなので賃料が安いのがメリットです。

    賃料は地域によって異なりますが、2~3万円、高くても5~6万円が相場となります。

    また賃料が安いだけでなく、ファミリー層が多く住んでいることが多いので、子供がいても住みやすい環境といえます。

    そのため、小さい子供の夜泣きやバタバタと走る足音など、子供が出す音でトラブルになることも少ないでしょう。

    子育ての悩みなどを相談できる友人や知人ができる可能性も高く、子供にとっても友達を作りやすい環境です。

    ただし、公営住宅は人気があり抽選で決まります。

    なかなか当選できないのがデメリットではありますが、地域によってはシングルマザーが優遇されるケースもあるので、確認してみてください。

    特別児童扶養手当

    精神や身体に障害を持つ20歳未満の子供を養育している家庭に支援する国の制度です。

    支給金額は障害の程度によって異なります。

    • 中度障がい児…月額34,970円
    • 重度障がい児…月額52,500円

     

    特別児童扶養手当も、所得制限があるので所得額によっては受給できない場合があるので確認が必要です。

    また、受給するには児童扶養手当現況届を提出しなければなりません。

    障害児福祉手当

    精神や身体に障害を持つ、常時介護が必要で自力では日常生活を送れない、20歳未満の子供を持つ家庭を支援する国の制度のことを障害児福祉手当と言います。

    受給金額は一律14,880円で、4月、8月、12月の年3回の支給です。

    ただし扶養親族の人数、本人の所得額などによって、受給されない場合があります。

    医療費助成制度

    母子家庭(シングルマザー・シングルファザー)の医療費助成制度は、0歳~18歳の子供を持つシングルマザー・シングルファザーに支給される自治体による手当です。

    医療費助成制度は、子供だけでなく親の医療費も支援してくれます。

    この制度は自治体による制度なので、対象や受給できる金額、所得制限などの内容は自治体によって異なるので確認が必要です。

    こども医療費助成

    子供は急に熱を出したり、体調を崩したりすることが多く、病院に通うことも少なくありません。

    治療が続けば医療費も家計を圧迫してしまいます。

    お金がないから病院に行けない、ということがないよう支援してくれるのが、こども医療費助成です。

    自治体によっては所得制限がないこともあるので、住んでいる自治体に確認してみましょう。

    生活保護

    最低限の生活が困難な人を対象に、国が文化的で健康的な最低限度の生活を保障する制度です。
    シングルマザーやシングルファザーに限らず、生活が困窮している人が対象となります。

    ・支給条件
    親や兄弟、親戚などから援助を受けることができない、資産(貯金や家、土地、車など)を一切持っていない、病気やケガなどで仕事ができない、などといった条件があります。
    また、児童扶養手当などの給付金や助成金などを申請し利用していること。
    助成金や給付金などを受けていても最低限の生活ができないと判断された場合に、生活保護が受けられる可能性があります。

    ・支給金額
    最低生活費-収入の計算式で算出された金額が支給されますが、さらに生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助があります。

    ・受給する際の注意点
    生活保護は収入を得られない人のための一時的な措置で、最終的には自立を促し生活を立て直すことが目的です。
    しかし、中には生活保護に甘えてしまい、自立をしない受給者もいます。
    さらに現在では、生活保護受給者が増えていることもあり、審査が厳しくなっています。

    生活保護を受ければ生活は安定しますが、貯金ができないため子供の教育費用を貯めることができません。
    さらに、車を持つことができない可能性がある、住居や娯楽などに制限がかかるなど、不自由さを感じることもあるでしょう。
    このようなことから、生活保護を受けているというだけで、精神的ストレスを抱えてしまう場合もあります。

    手当だけではない!シングルマザーが受けられる減免や控除、割引制度

    シングルマザーをサポートしてくれるのは、児童手当や児童扶養手当などの手当だけではありません。

    シングルマザーは保険料の軽減や粗大ごみの手数料の減免などを受けることも可能です。

    では、シングルマザーが知っておきたい減免制度や控除について解説します。

    国民健康保険料の軽減や免除

    正社員として働くシングルマザーであれば、社会保険に加入しているので保険料の半分は会社が負担してくれます。

    しかしパートなど正社員ではない場合、国民健康保険に加入することになり、全額を支払わなければなりません。

    国民健康保険は保険料も安いものではなく、収入の少ないシングルマザーにとっては支払いが苦しいものです。

    そうはいっても健康保険を支払っていないと、非常に高い医療費を支払わなければなりません。

    子供は病気になったり体調を崩したりしやすく、病院にかかるケースも多いので、国民健康保険料が高くても加入せざるを得ないでしょう。

    そこで利用したいのが国民健康保険料の軽減や免除です。

    国民健康保険料の支払いが難しい場合は、自治体に相談すると保険料の軽減や免除をしてもらえる可能性があります。

    一般的には災害や病気、収入が大幅に減ってしまったという場合は保険料の免除が可能です。

    軽減の場合は、前年の所得金額で判断されます。

    どの程度軽減されるかはそれぞれの自治体によって異なりますが、2~7割程度減額してもらえるケースが多いです。

    国民年金保険料の免除や猶予

    前年の所得が一定額以下、もしくは失業した場合、国民年金保険料が免除、もしくは猶予される制度です。

    免除される額は全額、4分の3、半額、4分の1となります。

    また、20歳~50歳未満で前年所得が一定額以下だった場合、保険料の納付を猶予してもらえます。

    ただし、免除や猶予は申請をすることが前提です。

    申請をせずに未納を続けると、一括して払わなければならなかったり、老後年金を受け取ることができなかったり、少なくなったりします。

    国民年金の支払いができない、難しいという場合は年金事務所に問い合わせ、免除や猶予の申請を行ってください。

    上下水道料金の割引

    シングルマザーが受けられる割引の一つに、上下水道料金があります。

    児童扶養手当を支給されている世帯は、上下水道料金が減額、免除される制度です。

    減額や免除の条件、金額は各自治体によって異なりますが、例としては水道料金の基本料金から900円、1,420円が減免、といった内容となっています。

    水道は生活をする際になくてはならないものです。

    支払いが困難な場合は、すぐに申請をしましょう。

    保育料の減額

    保育園や幼稚園などに子供を預けて働くシングルマザーのためにあるのが、保育料の減額制度です。
    金額は認定区分やシングルマザーの所得によります。

    • 年収が約360万円未満…第1子の保育料は半額、第2子以降は無料前年の年収が約204万円以下
    • 非課税世帯…第1子から無料

     

    幼児教育は、性格形成の時期に重要なことです。

    子供の将来にかかわることなので、お金がないから幼稚園や保育園に通わせられないとあきらめず、制度を利用して適正な教育を受けさせましょう。

    2019年10月からは幼児教育無償化も始まっています。

    シングルマザーの所得に関係なく、保育園や幼稚園、こども園に通う3歳~5歳児の保育料が無償になるのです。

    ただし無償化といっても限度があり、月額2万5,700円が上限なので、私立などに通わせる場合は負担しなければならない場合もあります。

    また、0歳~2歳児の場合無償化になるのは、住民税非課税世帯のみです。

    課税世帯は所得に応じて支払いをしなければなりません。

    無償化といっても、通園バスなどの費用や給食費、イベント費用などは無償化の対象外なので注意が必要です。

    電車やバスの割引制度

    JRの通勤定期乗車券が通常の3割引になる制度です。

    それぞれの自治体によっては、JR以外の交通機関の割引制度を設けているケースもあるので、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

    申請は通勤定期乗車券を購入する際に、自治体で発行してもらった「特定者用定期乗車券購入証明書」を窓口に提出します。

    交通費がかかるから仕事に行けない、ということのないように忘れずに申請してください。

    粗大ごみの手数料の減免

    粗大ごみ等処理手数料の減額、または免除される制度もあります。

    粗大ごみの処理には通常、費用は処理をする物や処理をしてもらう機関によって異なりますが、大きな物だと2,000~3,000円程度かかります。

    費用がかかるからと使わなくなったベッドやテーブルなどが部屋にあれば、生活スペースが狭くなってしまい快適に暮らせません。

    このような制度を利用して、きれいに片づけてしまいましょう。

    粗大ごみ収集センターに連絡し、児童扶養手当受給者であることを伝えると、処理手数料免除申請書が送付されてきます。

    その書類に児童扶養手当証明書(コピーでも可)を添付して提出すればOKです。

    条件や手続き方法などは各自治体で異なるので、詳細はお住まいの自治体に確認してください。

    寡婦(夫)控除(ひとり親控除)

    従来、寡婦控除と呼ばれてきた控除ですが、令和2年の改正によって「ひとり親控除」となり、条件をクリアしていれば所得から35万円を差し引くことができます。

    改正前は婚姻関係を持っていなければ適用できない制度で、未婚のシングルマザーには適用されませんでした。

    しかし改正により、未婚のシングルマザーも控除を受けられるようになりました。

    控除を受けられる条件は以下の通りです。

    • 婚姻をしていない
    • 生計を一にする子供がいる
    • 所得が500万円以下
    • 事実上婚姻関係と同様の事情にある人がいない

     

    年末調整もしくは確定申告の際に、忘れず申告しましょう。

    シングルマザーになると生活費はいくら必要なのか?

    シングルマザーになるとき、不安なのは生活費にどれくらいかかるのか、ということでしょう。
    シングルマザーでも年収400万円ほどの高収入を得られる仕事をしていれば、生活費の心配も少ないと言えます。
    しかし、厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」では、母子世帯の平均年収は243万円といった調査結果が出ています。

    243万円には給付金や養育費なども含まれるため、就労収入は200万円程度とされているのです。
    シングルマザーが仕事をして得られる収入は、12ヶ月で割ると約17万円、手取りだと14万円程度となります。
    では、この金額でシングルマザーの家庭は生活をしていけるのでしょうか。

    シングルマザーの家庭に必要な生活費

    シングルマザーの家庭に必要な生活費は、15万円程度とされています。
    その内訳は、おおよそ次の通りです。

    ・家賃…50,000円
    ・食費…30,000円
    ・水道光熱費…15,000円
    ・通信費…10,000円
    ・日用品購入費…5,000円
    ・交際・レジャー費…10,000円
    ・衣類・化粧品購入費…5,000円
    ・塾など習い事費…10,000円
    ・保険…5,000円
    ・給食費…5,000円
    ・医療費…3,000円

    子供が2人、3人と増えれば、生活費はもっと増えます。
    塾や保険などは内容によってもっと費用がかかる場合もあるでしょう。
    このままでは貯金もできません。
    さらに大きな病気やケガをした場合、治療費や入院費もかかります。
    急な出費のためにも、毎月ギリギリの生活費では不安です。

    ・家賃を削減するには公営住宅を選ぶ
    家賃は一般的に手取りの3分の1以下が目安と言われています。
    それ以上の家賃になると、生活に支障をきたしてしまうでしょう。
    駅から近い、築浅、広さなどによって賃料は大きく変わります。
    狭い部屋であれば賃料は安くてすみますが、快適に生活するにはある程度の広さが必要です。
    子供が小さいうちは目の行き届く1LDKでもいいですが、子供部屋を欲しがる年齢では2DKくらいは必要となります。

    しかし、都心など便利な地域では家賃も高くなりがちです。
    そこでおすすめなのが公営住宅です。
    倍率が高いと言われている公営住宅ですが、地域によっては倍率が低かったり、自治体によってはシングルマザーが当選しやすくなっていたりするケースもあります。
    ダメ元で公営住宅に申し込んでみるのもよいでしょう。

    ・教育費にかかる費用は大きい
    上記した生活費のほか、忘れてはいけないのが教育費です。
    幼稚園や保育園までは補助を受けられたり、かかっても2~3万円だったりしますが、小学校からは徐々にかかる費用は高くなります。

    文部科学省の「平成30年度 子供の学習費調査」によると、1年間でかかる教育費は、小学校で32万円、中学校で49万円、高校で46万円です。
    私立になると、小学校で160万円、中学校で141万円、高校では97万円かかります。
    さらに大学に進学する場合、入学金と授業料で、国立の場合約200~300万円、私立で400~600万円かかるのです。

    収入や預金の少ないシングルマザーにとって、重くのしかかかる教育費。
    もちろん、子供が大きくなればアルバイトなどで家計を助けてくれることもあるでしょう。
    しかし、勉強に集中させたいと思うのが親心です。
    児童手当などの制度や大学無償化制度などを利用したり、学資保険などを検討したりして、教育費の資金計画を立てることが大事です。

    ・大学無償化制度とは?
    2020年4月から始まった制度で、低所得の家庭を対象に大学や高校などの教育費をサポートする制度となります。
    具体的には学費の免除や返済不要の給付型奨学金を受けられるという制度です。
    シングルマザーの平均年収や子供の学習意欲なども判断基準となり、国立、公立、私立、専門学校、自宅から通学など、内容によって免除額や支給額は異なります。
    制度を受けられれば子供が学習に集中しやすくなりますし、社会人になっても返済の負担がありません。

    シングルマザーの無理をしない節約術

    生活費を切り詰めるには、節約が必要です。
    しかし、無理な節約は自分だけでなく子供にとってもストレスになります。
    特に育ちざかりの子供のことを考えれば、食費の節約は避けたいもの。
    無理せずに節約できる方法を紹介します。

    ・買い物はリストを作ってまとめ買い
    子供が多いほど、そして成長するほど食費はかかるものです。
    栄養を考えたおいしい食事を作ってあげたいとの気持ちは経済的に苦しくてもかわりません。
    食費を節約する方法は、まとめ買いが基本です。
    毎日行けば余計なものを買ってしまったり、子供にお菓子をねだられたりすることも多くなります。
    買い物は週に1回、もしくは2週間に1回と決め、必要なものをまとめて買いましょう。

    安い食材があっても、使わなければ無駄になってしまいます。
    必要なものを買うには、リストを作成するのがおすすめです。
    おおまかでもいいので食事のメニューを考え、必要な食材をリストアップしておきましょう。

    スーパーによっては、野菜が安い、卵が安いなど、曜日によって決まっているものです。
    そのため、曜日を考えて買い物プランを考えるのもいいでしょう。
    ネットなどでクーポンを発行しているケースもあるので、チェックし忘れないよう利用しましょう。

    ・衣料品はネットで売ってネットで購入
    子供の成長は早く、衣類もすぐに着られなくなってしまうものです。
    兄弟でも着回しできなくなった衣類は、ネットで売ってしまいましょう。
    さらに、必要な衣類もネットを利用すれば安く手に入れることも可能です。

    衣類などを購入する際は、流行のデザインなどはできるだけ避けると長く着られます。
    売ることになっても、シンプルなデザインの方が売れやすいということも。
    子供も母親もできるだけシンプルなデザインのものを買うことを心がけるとよいでしょう。

    ・クレジットカードやスマホの見直し
    年会費がかかる使用していないクレジットカードは持っていても無駄です。
    またクレジットカードを複数枚持っていると、ポイントも分散され支出が把握しにくくなります。
    おサイフの中のクレジットカードを見直し、不要なものは解約しましょう。

    さらに、使い勝手を考え、一番得になるカードだけ残すのもおすすめです。
    クレジットカードを何枚も持っていると、お金の流れをつかみにくくなり、つい使いすぎてしまうもの。
    あまりクレジットカードに頼りすぎていると、手数料だけでも大きな出費になってしまいます。
    必要なカードを必要な枚数だけ持つようにしてください。

    加えて自分と子供のスマホの見直しをしてみましょう。
    現在ではさまざまな格安スマホが登場しています。
    スマホの使い方や使用量、自分に合った機能などを比較検討し、使用料金が安いものを選びましょう。

    ・保険は家庭に合ったものを選ぶ
    子供の教育資金は計画的に貯めておく必要があります。
    子供の希望に合わせた学校に進学させたいと、学資保険に入っている人も多いでしょう。
    学資保険は幼稚園や小学校、中学校、高校、大学などに入園・入学するタイミングでお祝い金が受け取れるものもあります。

    学資保険のほかにも、生命保険や共済保険など、さまざまな保険があり入っておくと安心です。
    特に、ケガや病気が多い子供なら、ケガの通院で保険金が出る、1日目の入院から保険金が出るなど、子供や家庭に合ったものを選ぶとよいでしょう。

    ・時にはささやかでもぜいたくをする
    節約ばかりの生活はストレスが溜まってしまいます。
    生活が苦しいから節約をすると思うと、気分も暗くなりがち。
    節約した分を少しでもいいので、ぜいたくに使うことも大切です。
    日帰り旅行に出かける、おいしいものを食べられるレストランに行くなど、子供と一緒に相談し、楽しみを作りましょう。

    貯金の習慣がなくてもできるシングルマザーの貯金術

    生活費を切り詰めているのに、さらに貯金なんて無理、というシングルマザーは多いものです。
    貯金をする習慣がなくて、貯金をしようとしても何度も失敗してしまう、ということもあるでしょう。
    そんな貯金を得意としないシングルマザーでもできる、貯金の方法を紹介します。

    ・家計簿をつける
    まずは家計簿をつけ、出費と収入をしっかり把握しましょう。
    だいたいで計算していると、お金が足りなくなってカードでお金を借りたり、支払いを後回しにしてしまったりする羽目になることも。
    借金は利子がかかり、支払いを後回しにすれば延滞金がかかります。
    そうならないためにも、仕事の収入、給付金、養育費などの収入と、生活費や子供の習い事費用、レジャー費などの出費を把握することが大切です。

    自分の家のお金の流れが見えてくると、無駄遣いをしている部分が見えて節約できることも少なくありません。
    むやみに節約をせず、ポイントを押させて節約することで、無理な節約をすることがなくなります。

    ・貯金できる金額は最初に貯金する
    家計簿をつけ、毎月どれくらいの生活費がかかるか把握できれば、貯金できる金額もわかりますね。
    ポイントはその金額を最初に貯金してしまうことです。
    月末に残ったお金を貯金しようと思っても、なかなか残らないことが多いもの。
    使ってしまう前に、収入があったときに無理のない金額を先に貯金に回しましょう。

    ・積立預金をする
    自動での積立預金なら、毎月決まった日に決まった金額を自動的に貯金できます。
    引き落とし日を給料日に設定すれば、その分が貯金されるので自動で貯金することが可能です。
    少額ずつでも預金ができ、万が一の場合は引き出すこともできます。

    在宅でできる副業で収入アップを目指す

    節約は大切ですが、限度があります。
    貯金をするためにも、収入を増やすことが必要です。
    できればパートよりも正社員の方が収入は安定します。
    パートやアルバイトだと、休んだ分は給料が出ません。

    子供が急に体調を崩して仕事を休むというケースも多いシングルマザーは、子供の病院の送り迎えなどもあり仕事ができないこともあるでしょう。
    正社員であれば有給休暇があるので、休んでも給料が減ることはありません。
    ボーナスや昇給もあり、年収はパートよりも高くなります。

    そうはいっても、フルタイムで残業もする可能性が高い正社員で働くのは無理だと感じる、というシングルマザーも多いでしょう。
    子供に手のかかる時期は特にパートのほうが都合がいいもの。
    しかし収入は増やしたい、という場合は在宅でできる副業をするのも一つの方法です。
    シングルマザーにおすすめの在宅でできる副業には、次のようなものがあります。

    ・転売ビジネス
    売れそうな商品を仕入れ、利益を乗せて販売する仕事です。
    ネットで仕入れ、ネットで販売すれば、在宅で仕事ができます。

    ・ハンドメイド作品の販売
    手作りの服や帽子、手編みのテーブルクロス、ビーズのアクセサリーなど、ハンドメイドが得意なら、ネット上で販売してみるのもおすすめです。
    趣味と実益を兼ねてできるので、楽しく仕事ができるでしょう。

    ・Webライティング
    育児や美容、節約、インテリア、住宅、投資などさまざまな内容の記事を書く仕事です。
    スキルがあった方が収入を得やすいですが、ライティングが未経験でも体験記やレビューなどの記事であれば書きやすいでしょう。
    経験を積むことで、仕事も増えていきます。

    ・内職
    部品やサンプルの袋詰め、シール貼り、アクセサリー制作などの内職は、特別なスキルなども必要なく、作業もシンプルです。
    ただし、労働時間の割に報酬が少ない、というデメリットもあります。
    内職の内容にもよりますが、材料などを置くスペースも必要なので、部屋が狭いとストレスになってしまう可能性もあるのです。

    在宅での仕事なら、体力的にも精神的にもストレスが少ないでしょう。
    子供のそばで仕事ができるのは、それだけでも安心なことです。
    仕事内容や経験によっては高い収入を得るのは難しいかもしれませんが、自分に合った仕事を積み重ねていくことで、収入アップにつながります。

    将来のためにも資格取得がおすすめ

    資格やスキルがあれば、シングルマザーの就職活動も有利に進めることができます。
    在宅ワークの仕事の幅も広がるでしょう。
    早いうちから資格を取得しておけば、近い未来にも正社員で働くことができるなど、収入アップにもつながります。
    資格といっても、国家資格もあれば民間の資格もあり、種類もいろいろです。
    シングルマザーはどのような資格を取ればよいのでしょうか?

    ・シングルマザーの資格選びのポイント
    資格を取得するなら、まず自分のやりたい仕事や向いている仕事は何か?を考えてみてください。
    好きな仕事のためなら、資格の勉強もしやすいでしょう。
    そのうえで、収入をアップさせたい、長く仕事を続けたい、または将来は起業をしたい、など目的の達成のために役立つ資格取得を目指すことです。

    ・シングルマザーにおすすめの主な資格
    <医療事務>
    病院やクリニックの就職に役立ちます。
    病院などの医療機関は安定性があり、時間の融通もききやすいことから、シングルマザーに人気の職種です。
    そのため、需要は多いもののライバルも多いもの。
    資格を持っていた方が、就職に有利となるでしょう。

    事務系の仕事をしたい人なら取得しておきたいMOSは、WordやExcelなど、オフィスのスキルを証明できる資格です。
    世界的に通用するマイクロソフト社の認定資格で、パソコンスキルの証明になります。

    <介護福祉士>
    介護の仕事も需要が多く、安定した収入を得ることが可能です。
    介護の仕事自体は無資格でもできますが、介護福祉士の資格を取得することで、訪問介護や介護相談、介護指導など仕事の幅が広がります。
    介護分野における国家資格で信頼性も高く、就職においても有利です。

    <ネイリスト>
    ネイリストは将来独立してできる仕事でもあります。
    自宅で開業しやすく、コストもあまりかからないのもメリット。
    そのためにはスキルを磨くと同時に、信頼性を高める必要があるのです。
    もちろん、資格があることでネイルサロンへの就職もしやすくなります。

    <日商簿記2級>
    日商簿記2級を取得していると、財務諸表から経営状況が把握できるため、経理部や営業、販売などのほか税理士事務所や会計事務所など、さまざまなビジネスの場で活かすことができます。
    企業の中では資格手当を出すケースもあります。
    就職に有利になるのは言うまでもありません。

    ・資格取得のための助成金もある
    資格取得にも費用がかかり、通信教育でも数万円かかることも多いもの。
    シングルマザーにとって、数万円の出費も惜しいものです。
    そんな時は、自立支援教育訓練給付金を利用してみてはいかがでしょうか。

    自立支援教育訓練給付金は、対象となる講座を受講し、修了した場合に経費の60%を支給してくれる制度です。
    対象となる講座は多数あるので、自分が希望する資格があれば利用することをおすすめします。

    養育費をもらうことも大切

    シングルマザーの家庭の生活苦は、養育費をもらっていないことも要因の一つです。
    離婚をした場合、子供の父親は養育費を支払う義務があります。
    自分が離婚を言い出して子供を連れて家を出た、などといった理由でも、養育費を払うのは法律で決められている義務です。
    養育費の相場は、相手の年収やシングルマザーの収入、子供の人数などによっても異なりますが、相場としては毎月5万円ほどです。

    少しでもいいので、養育費の支払いについて相談してみましょう。
    相手が拒否した場合、支払う意思がない場合などは、家庭裁判所で調停を申し立てることができます。
    それでも支払わない場合は、給料や預金、不動産の差し押さえも可能です。

    養育費は子供のためのものです。
    離婚した元夫とは話をしたくない、というシングルマザーもいるでしょう。
    もし調停で同席をしたくなければ別々に話すこともできますので、子供のためを思うなら養育費について検討することをおすすめします。

    シングルマザーの副業や内職は確定申告する必要ある?

    シングルマザーが副業や内職をした場合、確定申告をしなければなりません。
    確定申告は面倒に感じるシングルマザーもいるでしょう。
    しかし、申告が必要なのにそれを怠り、税務署から指摘を受けた場合、追徴課税を支払わなければなりません。
    申告期限を過ぎただけでも延滞税が課せられるので注意が必要です。

    シングルマザーの副業や内職は、すべてにおいて確定申告をしなければならないわけではありません。
    シングルマザーの副業や内職で確定申告が必要なケースについて解説します。

    副業や内職の所得が20万円を超える場合

    本業のほかに内職などの副業をしているシングルマザーは、副業だけの所得が20万円を超えた場合、確定申告をする必要があります。
    納税は国民の義務で、住民税や消費税なども払っています。
    しかし仕事に関する税金というとピンとこないという方も多いでしょう。

    会社員であれば、会社が年末調整で計算をしてくれます。
    しかし副業は会社とは関係ないので、自分で計算をして納税をしなければならないのです。
    もしくは、副業をしている会社が源泉徴収をしている場合は、その会社が納税をしてくれるので自分で確定申告をする必要はありません。

    自分でネットショップを起ち上げて販売をしている、転売ビジネスをしているなどといった副業は会社から依頼されているわけではないので、所得に対する税金を自分で計算し、納税するのが義務です。
    しかし所得が20万円以下の場合、例えば月に15,000円程度の所得であれば、確定申告をしなくてもよいということになります。
    20万円以下であれば税金も少なく、申告の手間の方がかかるので20万円以下は申告しなくてもよい、とされているようです。

    収入と所得と経費の関係

    20万円の所得というのは、収入そのものではありません。
    例えば、転売で売上が22万円であっても、利益が22万円となるわけではありません。
    仕入れをするお金のほか、梱包資材の費用や発送費用などさまざまな経費がかかっているはずです。
    所得とは収入から経費を差し引いた金額を指します。
    そのため、収入が22万円でも、経費に4万円かかっていれば所得は18万円となるので、確定申告はしなくてもよいということになるのです。

    シングルマザーが手当を受ける際の注意点

    シングルマザーが手当を受ける際には、次のような点に注意してください。

    また、手当についてわからないことがあれば、自治体の窓口で聞いてみましょう。

    手当の要件はしっかりチェック

    国の制度であれば、支給金額や条件は一律であることが多いですが、自治体の場合は住んでいる自治体によって受給条件やもらえる金額が異なります。

    また、手当によっても支給される金額や年齢、子供の数などによって支給金額が異なるのです。

    そもそも制度がないというケースもありますので、自分の住んでいる自治体の手当の内容をしっかり確認しましょう。

    所得が多いと支給なし、減額などがある

    手当は全てのシングルマザーが受けられるものですが、中には所得制限があるものもあります。

    所得によっては受給できなかったり、減額されたりすることがあります。

    自分の所得額を確認し、支給されるかどうか、またいくら支給されるかをチェックしましょう。

    所得が少ない方が手当をもらえるなら、仕事を制限することを考えるシングルマザーもいるかもしれません。

    しかし、手当の支給金額は限られています。

    子供が18歳を過ぎれば、手当はもらえなくなるものも多いです。

    手当だけに頼れば貯金もできない、手当がなくなったときに生活に困ってしまう、などといったことも出てくるかもしれません。

    子供が小さいうちは手当に頼るのも一つの方法ですが、将来的なことも考えて仕事を選ぶことをおすすめします。

    さかのぼって支給されない

    手当は過去にさかのぼって支給されないものが多いです。

    損をしないためにも、忘れずに申請をしてください。

    また、手当や補助の多くは自ら申請しないと支給されないものがほとんどです。

    シングルマザーになったからといって自動でお金が振り込まれるわけではないので、もらっておきたい手当はしっかり申請をしてください。

    シングルマザーは手当のほか養育費も請求できる

    シングルマザーは手当などのほか、養育費もきちんともらうことが大切です。

    離婚の際に養育費のことは話し合わなかった、とにかく別れたい一心で養育費はいらないと言ってしまった、などさまざまな理由で養育費をもらっていないシングルマザーも少なくありません。

    しかし養育費は子供のためのものです。

    元夫は子供のために養育費を支払う義務があります。

    養育費をもらっていない場合、きちんと手続きをして養育費をもらえるようにしましょう。

    養育費をもらうために必要なこと

    養育費を請求するには、次のようなことが必要です。

    • 元夫の所在地を把握

    養育費の取り決めの際に口約束だけでなく公正証書があれば、より確実に養育費を請求できます。

    なぜなら、元夫が養育費の支払いをしなかった場合、給料差し押さえなどができる強制執行が可能になるからです。

    ただし強制執行をするとしても、元夫がどこにいるかわからないとどうしようもありません。

    そのため元夫の住所や勤務先、連絡先を把握しておくことが必要です。

    • 連帯保証人をつける

    元夫に支払い能力がない場合、いくら請求してもお金の用意ができません。

    それを回避するには、連帯保証人をつけることです。

    一般的には元夫の両親が連帯保証人となります。

    • 養育費の一括払い

    支払い能力があれば、養育費を一括で支払ってもらうのも一つの方法です。

    子供が成長するまで毎月返済をしていくのは確かに難しいものです。

    元夫に新しい家族ができたり、子供との交流がなかったりすれば、養育費を支払うモチベーションが続かなくなる可能性もあります。

    モチベーションが下がる前に、できるだけ多く養育費を支払ってもらうことが大切です。

    養育費の支払いを拒否されたら?

    養育費を請求しても拒否された場合、家庭裁判所の調停で話し合いをすることになります。

    調停委員が養育費の目安などを説明し、支払いの義務について話をしてくれます。

    当人同士だけでは感情的になってしまうこともあり、結果養育費がもらえないということもあるかもしれません。

    第三者に入ってもらうことで元夫も理解しやすく、養育費の支払いに応じてくれる可能性が高まります。

    もし調停で合意できない場合は、審判といった手続きになり、裁判所が養育費の金額や支払い方法などを作成します。

    未婚の場合は、まず相手の認知が必要です。

    相手が認知をしない場合は、家庭裁判所による調停、もしくは訴訟を起こすことができます。

    養育費に含まれるもの

    実際に養育費を受け取るのはシングルマザーかもしれませんが、養育費はシングルマザーの生活費のためではなく、子供のためのものです。

    養育費に含まれるものは次の通りです。

    • 幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学までにかかる授業料などの教育費
    • 衣食住に必要な費用
    • 医療費
    • 習い事などの費用
    • 幼稚園や保育園、小学校など学校に行くための交通費
    • 毎月のお小遣い

    などです。

    なかでも重要なのは教育費です。

    最低限の教育はもちろん、どのような機関でどういった教育を受けられるかで、子供の将来が決まると言っても過言ではありません。

    子供のためにも、経済面における安定は必要です。

    子供に必要な教育を受けさせ、快適な生活をさせることは親の責任となります。

    そのためにも、養育費はしっかりもらうようにしてください。

    養育費が払われなくなる理由

    最初は取り決め通り養育費の支払いがあったのに、途中で滞るようになってしまった、ということも多いです。

    最初から払う気がない相手もいますが、最初はきちんと親の義務を果たしたいと支払っていたのに、途中で振込がなくなってしまう場合もあります。

    理由としては、次のようなことが考えられます。

    • 再婚した

    元夫に新しい家族ができると、養育費の支払いが滞りがちになるようです。
    家族が増えれば出費もかさみます。

    新しい奥さんに遠慮してしまったり、嫌な顔をされたりすると、支払いに影響を与えてしまうようです。

    しかし元夫に新しい家族ができようが、奥さんに何を言われようが、養育費は支払ってもらわなければなりません。

    滞りがちになったら、連絡を取って催促をしてください。

    • 会社を退職した、リストラされた

    養育費を支払いたくても、収入がなければ払えません。

    この場合、養育費の減額が認められる場合があります。

    ただし再就職をしたり、失業保険が入ったりすることもあるので、無職になっても無収入ということは少ないので、できる範囲で支払ってもらいましょう。

    • モチベーションが下がってしまった

    子供のためとはいえ、養育費を毎月払うのは大変なものです。

    最初は子供と別れて寂しい、父親のことを忘れてほしくない、などといった気持ちがあっても、何年も経つと最初の気持ちが薄れていくこともあります。

    子供に対する愛情は変わらないでしょうが、何年も子供に会っていない、声も聞いていない、ましてや新しい家族ができればなおさらです。

    事情などもあると思いますが、できるなら子供と元夫との交流をなくさないように配慮が必要です。

    元夫が死亡した場合の遺族年金

    元夫から養育費をもらっていても、死亡してしまった場合は養育費の支払いが途絶えてしまいます。

    しかし子供には、元夫の遺族年金をもらう権利があります。

    遺族年金とは、国民年金もしくは厚生年金保険の被保険者、もしくは被保険者だった人が亡くなった場合、元夫によって生計を立てていた遺族がもらえる年金のことです。

    遺族年金には遺族基礎年金と、遺族厚生年金があります。

    ただし、シングルマザーと暮らしている子供は、両方の遺族年金はもらえません。

    シングルマザーと暮らす子供がもらえるのは、遺族厚生年金のみです。

    遺族基礎年金は元夫の子供であっても、生計を同じくする父や母がいる場合は支給されません。

    一方の遺族厚生年金は、養育費をもらい生計を維持していた子供に権利があり、受給されます。

    支払い金額は、報酬比例分の4分の3を、18歳年度末まで受け取ることができます。

    手当をもらいながら収入も増やす!シングルマザーのキャリア支援

    シングルマザーが受けられる手当や補助はしっかり受け取りましょう。

    そのうえで、収入を増やしていくことも必要です。

    シングルマザーが知っておきたいキャリア支援について解説します。

    マザーズハローワーク

    マザーズハローワークには、授乳室や子供を遊ばせるスペースどがあり、子連れで就職相談がしやすい環境があります。

    シングルマザーが働きやすい職場を紹介してくれるのもメリットです。

    シングルマザーが働くのは、時間や曜日などに制限があり、希望通りの職場を見つけにくいです。

    マザーズハローワークではシングルマザーに理解のある職場を見つけやすく、仕事の見つけ方や面接のアドバイスなど、サポートも充実しています。

    シングルマザーを支援する団体も多い

    それぞれの自治体においても、シングルマザーを支援する制度はいろいろありますが、シングルマザーをサポートする支援団体も数多くあります。

    お金や子育て、仕事探しなどサポート内容は多岐にわたり、シングルマザーの悩みを解決に導いてくれるでしょう。

    カウンセラーは本人もシングルマザーだったり、社会福祉士や産業カウンセラーなど資格を持っていたりする人が多いです。

    キャリア支援においては、ビジネススキルを身につける講座やセミナーを開催したり、身だしなみについての研修を受けられたりします。

    限られた時間でも就業できる会社を紹介してくれたり、託児所を提供してくれたりする支援を行う団体もあります。

    在宅で収入を得る

    働きに出てしっかりとした収入が欲しい。しかし子どもがまだ小さい場合長時間の労働は厳しいのが現実です。

    近くに親族が住んでいて手を貸してもらえたり支援制度を利用したとしても、家事育児等シングルマザー1人では限界があることも。

    出来るならば、しっかりと収入を得ながら子どもとの時間も欲しい。短時間勤務で収入を得たい。と考える方は多いと思います。

    そこでオススメなのが在宅で収入を得る方法です!

    在宅で収入を得ると聞くと内職などあまりしっかりとした収入にはならないのでは?資格がないと出来る仕事がないのでは?と考える方もいるかと思います。

    しかし、資格がなくても元手がなくても始められる事業もあります。

    副業から始め、少しずつでも収入になるようチャレンジしていくのもいいでしょう。

    まとめ

    シングルマザーが生活を安定させるには、収入を増やすことも一つの方法ですが、手当や補助、割引制度を利用することも必要です。

    国や自治体では、シングルマザーが利用できるさまざまな手当があります。

    自治体によって条件や金額は異なりますが、申請すれば受け取れるのでしっかり受け取り、少しでも安定した生活を送りましょう。

    またインターネットを使用して、在宅で収入を得ているシングルマザーの方がいますので、記事をぜひ読んでみてください。

     

    下記のLINEで

    ①パソコンの選び方
    ②国内転売マニュアル
    ③メルカリマニュアル

    が記載されている「ネット物販スタートマニュアル」をプレゼントしているのでぜひ受け取ってくださいませ!

    Visited 27 times, 1 visit(s) today

    あなたにおすすめの記事

    自己アフィリエイト(セルフバック)で月10万円!具体的なやり方を解説

    自己アフィリエイト(セルフバック)で月10万円!具体的なやり方を解説

    目次自己アフィリエイト(セルフバック)で月10万円!具体的なやり方を解説自己アフィリエイトで稼げる案件の例クレジットカード発行系案件FX口座・ネット証券口座開設系案件保険の無料相談系案件資料請求系案件公共料金切り替え・生...

    2024.03.11 更新

    【すぐ稼げる】即金性の高いネットビジネスとは?おすすめ3選を紹介

    【すぐ稼げる】即金性の高いネットビジネスとは?おすすめ3選を紹介

    目次即金性の高いネットビジネスとは?おすすめ3選を紹介前提:あくまで短期的な手法であること即金性の高いネットビジネス3選自己アフィリエイト(セルフバック)ポイントサイト不用品販売まとめ:即金性の高いネットビジネスで継続的...

    2024.03.04 更新

    みんなの銀行のカバーは審査が厳しい?通りやすい?【実体験あり】

    みんなの銀行のカバーは審査が厳しい?通りやすい?【実体験あり】

    目次みんなの銀行とは?みんなの銀行のカバーは審査が厳しい?通りやすい?カバーに申し込んだ体験談口コミはどうなのか?みんなの銀行「カバー」で5万円を無利子で借り入れてみた【方法も解説】マジで無利子で借りられます返済期限もあ...

    2024.02.29 更新

    ハンドメイドで儲かるもの15選!レベル別に紹介

    ハンドメイドで儲かるもの15選!レベル別に紹介

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、レベル別に紹介します。 この記事を読むことで、 ハンドメイドで儲かるものがわかる この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売...

    2023.10.20 更新

    シングルマザーに必要な貯金はいくら?無理せずお金を貯めるコツ

    シングルマザーに必要な貯金はいくら?無理せずお金を貯めるコツ

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、シングルマザーに必要な貯金額とお金を貯める方法について解説をします。 この記事を読むことで、 シングルマザーに必要な貯金額を知ることができる シ...

    2024.01.17 更新

    シングルマザーの仕事と育児の両立について問題点と解決策を解説します!

    シングルマザーの仕事と育児の両立について問題点と解決策を解説します!

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、シングルマザーの仕事と育児の両立に関する問題点と解決策について解説をします。 この記事を読むことで、 シングルマザーの仕事と子育てを両立する時の...

    2024.01.05 更新

    副業禁止の会社でバレずに副業をするならクラウドワークスがおすすめ!

    副業禁止の会社でバレずに副業をするならクラウドワークスがおすすめ!

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、クラウドワークスを利用した副業のメリットやデメリットについて解説をします。 この記事を読むことで、 クラウドワークスを利用した副業のメリットとデ...

    2023.12.28 更新

    田舎で起業する女性が増えている理由とは!?主婦の一人起業のおすすめ!!

    田舎で起業する女性が増えている理由とは!?主婦の一人起業のおすすめ!!

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、田舎で主婦が起業する方法について解説をします。 この記事を読むことで、 主婦の方が田舎で起業する時のメリットを知ることができる 主婦の方が田舎で...

    2024.01.18 更新

    会社員で個人事業主になれるのか!?副業のメリットとデメリットを解説!!

    会社員で個人事業主になれるのか!?副業のメリットとデメリットを解説!!

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。 という方のために、個人事業主の仕組みについて解説をします。 この記事を読むことで、 会社員が個人事業主になる理由 そもそも個人事業主がどういったものなのか 会社員...

    2023.05.26 更新