店舗で商品を販売するのと、インターネットで商品を販売する上で大きな差は扱える商品数になります。
店舗の場合は店舗の広さで、物理的に置ける商品数が限られます。
インターネットは物理的な制約がないので、多くの商品を販売することができます。
多くの商品を販売することができることは良いことですが、そうであれば扱う商品の管理をしなければなりません。
今回はインターネットでの商品の管理で使用する、JANとASINとSKUの活用方法についお伝えします。
目次
商品管理で使用するJANコード・UPC・EANとは
JANコードはみなさんがよく目にする、商品についているバーコードにある番号になります。
日本ではJAN、欧米ではUPC、欧州ではEANとなります。
この番号は世界共通の番号なので、 その番号で日本だけでなく海外の商品を確認することができます。
商品管理で使用するASINとは
アマゾンの商品にはASINという商品管理番号があります。
ASINとアマゾンページで検索、グーグルので検索するとその商品を見つけることができます。
このASINはアマゾンの日本だけでなく、欧米、欧州などアマゾンの別の国とも共通になります。
商品管理で使用するSKUとは
SKUとは商品の番号でなく、出品者が管理するための商品管理番号です。
自分で商品管理番号をつけることができるので、自分の販売方法に合わせた商品管理ができます。
SKUの使用方法についてお伝えします。
アマゾンの商品管理はSKUを新品と中古で管理する
商品を販売する中で新品と中古の商品があります。
商品には商品管理番号がありますが、新品・中古と状態が異なっても同じ番号では管理することができません。
そこで、
新品の場合は 「New-商品管理番号」
中古の場合は「Used-商品管理番号」
として管理することができます。
アマゾンの商品管理はSKUを仕入れをした日付で管理する
商品を仕入れて販売をする場合、商品を仕入れた日から一定期間に売れたかを確認することがあります。
一定期間を過ぎたら値下げをする、など不良在庫になるのと避けるためです。
そのためにSKUに仕入れた日付を入れて管理することができます。
「20190601-商品管理番号」
といった形になります。
アマゾンの商品管理はSKUを仕入れをした金額で管理する
商品を仕入れた価格を管理して、相場の価格と仕入れ価格を一目で確認することができます。
仕入れた金額が2000円であれば、
「2000-商品管理番号」
と管理をすると仕入れ価格で管理することができます。
アマゾンの商品管理はSKUを仕入れた場所で管理する
商品を仕入れた場所でも管理をすることができます。
例えばOO会社であれば、
「OO-商品管理番号」
とするとOO会社から仕入れた商品がどのくらいあり、どのくらい売れているのかなども把握することができ、売れているのであればその会社から再度仕入れをするということができます。
アマゾンの商品管理はSKUの管理番号を組み合わせる
商品に状態、仕入れをした日付、仕入れ価格、仕入れた場所を組み合わせて管理することもできます。
「New-20190601(日付)-2000(仕入れ価格)-OO(仕入れ先)-商品管理番号」という形です。
長くなって見ずらい点や入力が面倒ではありますが、1度ルールを決めて管理をすると後々、管理が楽になりので自分でルールを決めてSKUを活用しましょう。
アマゾンでのSKUを使用する上での注意点
アマゾンでは同一の商品を複数販売すると警告を受ける
アマゾンで販売をする時に、同じ商品を複数出品をすることは規約で禁止されています。
同じASINで異なるASIN(日付の部分が異なる)の場合、異なる商品と認識し複数出品の形になります。
同一の商品を複数出品することは、Amazonから警告を受ける対象になりますので注意しましょう。
アマゾンでは有在庫販売と無在庫販売ではSKUの管理方法に注意
これまで紹介したSKUの商品の管理の方法は、有在庫で仕入をする方の商品管理方法です。
無在庫販売で多くの商品を出品する場合は、管理が複雑になりますのでシンプルなSKUの管理方法にしましょう。
またSKUの設定のルールを最初に決めて途中で変更をしないようにしましょう。
そうしない場合、複数出品になり警告を受けてしまいます。
まとめ
今回はアマゾンで商品管理をするための、JANとASINとSKUの活用方法についてお伝えしました。
商品管理をするだけでも、色々な方法があります。
自分の販売スタイルと管理がしやすい方法でルールを決めて、実践をしましょう。